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System Storage DS5020 Expressは暗号機能内蔵HDDにも対応

日本IBM、伝送速度を倍増させた「DS5020 Express」

2009年08月28日 08時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 8月26日、日本IBMはDS4700の後継となるミッドレンジのラックマウント型ストレージ「System Storage DS5020 Express」を発表した。

 System Storage DS5020 Expressは、外部との伝送能力を前モデルの2倍に引き上げた製品。最大8GbpsのFC(ファイバチャネル)やiSCSIなどの複数のインターフェイスを同時に活用できる。制御装置の内部バスの改良も行なっており、HDDとのアクセス速度の向上やサーバからのデータ転送命令に対する応答時間を改善した。

暗号化エンジンを内蔵する「自己暗号化付きHDD」に対応する「System Storage DS5020 Express」

 また、自己暗号化付きHDDをサポートする。このHDDは、保存データの暗号化を行なう暗号化エンジンを内蔵する製品で、ストレージ全体としての処理スピードを低下させることなくデータの暗号化を行なえる。搭載可能なHDDは16台で、自己暗号化付きHDDに加え、SATAやFCなどに対応するHDDを混在して搭載することも可能だ。

 最小構成価格は430万3300円で、9月4日より出荷を開始する。

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