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短期連載・ワセジョ×Mac(第4回)

夏休みの写真、iPhotoでキッチリ分類してみました

2009年08月26日 18時30分更新

文● あかりん

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顔や撮影地でも写真を分類できます

 「人々」は、写っている人物の顔を識別して、同じ人の写真をまとめるというものです。誰が写っている写真が何枚あるのかがすぐにわかるので、友達とフォトアルバムを作るときなどには非常に便利だと思いました。

 試しに自分の顔を識別させてみると、本当に自分が写っている写真だけを選んでくれたので、ちょっと感動! しかし私は人物をほとんど撮影しないので、あまり使わない機能かも……。

ちなみにペットの鳥の顔も登録してみたのですが、上手く識別されませんでした。やはり判別できるのは、人間の顔だけみたいです

こんな具合に、コルクボードの上に顔写真が並んでいきます

 「撮影地」は、撮影した場所で写真を分けられる機能です。まずは写真を選択して「情報を見る」をクリック。「撮影地」欄に場所の名前を入力すると、Google マップで位置を特定してくれます。位置を示すピンは微調整が可能なので、実際に撮影した場所をきっちり登録できるのがうれしいですね。地図上にどんどんピンが増えていくので、また旅行に行きたくなります。

 ちなみに、写真に位置情報を埋め込んでくれるカメラや周辺機器もあるそうです(関連記事

「撮影地」では、撮影した場所から写真を探せます

手動で登録する方法は、まず写真を右クリックして、「情報を見る」を選択。現れた画面で「写真の撮影地」をクリックして、「地図で検索」を選ぶ

撮影地の検索画面に切り替わるので、住所を入力して地図に割り当てます

これで位置情報が埋め込まれました


アルバムでベストショットをまとめる

 このほかiPhotoでは、何かのテーマに沿って選んだ写真をまとめられる「アルバム」も使えます。「イベント」と似ていますが、「アルバム」はiPhotoの画面の左側にアルバム名が並ぶので、よりアクセスしやすいです。例えば、複数の「イベント」にまたがるお気に入りの写真を集めたいときに使うと便利ですよね。

「ファイル」メニューの「新規アルバム」でアルバムを作れます

今回の夏の旅行のベストショットをまとめてみました

 さらに「スマートアルバム」という機能もあります。これは、撮影地や使用したカメラ、焦点距離、撮影日といった条件を指定すれば、それに合った写真を自動で集めてくれる「アルバム」の一種です。複数の条件を設定することも可能なので、細かく指定したい人にも使いやすいと思います。

「スマートアルバム」の作成画面。私はデジタルカメラを1台しか持っていないので何とも言えませんが、カメラ好きの人には便利な機能なのかもしれません

 私は整理整頓をするのが好きなので、今回の作業は楽しんで取り組めました。


※次回は写真の修整方法等を中心に紹介したいと思います


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