このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

松村太郎の「ケータイが語る、ミクロな魅力」 ― 第86回

ケータイ+位置情報をユーザーはどう使いこなすか?

2009年08月25日 18時00分更新

文● 松村太郎/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
今週の1枚
【今週の1枚】BrightKiteによる投稿を書き出して、Google Earthに読み込ませたところ。地図上で自分のつぶやきや写真が時系列にプロットされていく。Wikipediaやレストランの情報とオーバーレイすると、自分の行動範囲にどんな情報が眠っているか、知ることができる

ただのiPhone+Twitterではもうツマラナイ
位置情報を組み合わせるBrightKite

 最近iPhoneでTwitterを利用するユーザーは増えているが、さらに盛り上がりつつあるのが「BrightKite」というiPhoneアプリだ。App Storeで無料でダウンロードできる。

 このアプリは自分のいる場所をGPSで割り出し、その場所に「チェックイン」するという概念を持っている。チェックインのほかにテキストと写真の投稿が可能で、すべての動作をTwitterにリンクで流したり、撮影した写真を位置情報付きで「Flickr」にアップロードすることもできる。

 「モブログ」(モバイル・ブログ)アプリとして非常に手軽で簡単なアクティビティ・ログを記録できる点が新しい。

iPhone1 iPhone2
iPhoneアプリのBrightKite。起動するとGPS測位から地名や店の名前を表示する。位置登録ならCheck In、テキストや写真投稿も可能で、これは設定によりTwitterにも投稿できる周辺のポストはiPhoneからでも参照可能。実際、高島屋に「デメル」というお店があることはBrightKiteの書き込みで知った

 BrightKiteでは最近のログをウェブサイト上で確認できるほか、Google EarthのKML形式で出力できる。それが冒頭の画像だ。入力はiPhone、閲覧はGoogle Earthという連携は鮮やかだ。さらにGoogle EarthでWikipediaのレイヤーを重ねていれば、自分が写真をポストした場所に関する詳しい説明を、家に帰ってから見られるわけだ。

 自分の行動を情報検索の検索キーやきっかけとして活用する手段を得た点がおもしろく、また新しい感覚を覚えるのである。

前へ 1 2 3 次へ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ピックアップ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART