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連休の渋滞回避はコレ! カーナビ購入ガイド 第1回

カーナビをうまく使ってエコドライブを!

2009年08月26日 18時00分更新

文● 真鍋裕行

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ビーコンって何?

 一方のビーコンとは、道路に設置されている無線標識のことで、先述の通り「光ビーコン」は一般道路(多くは幹線道路)、「電波ビーコン」は高速道路で使われている。高速道路では、進行方向200kmまでのインターチェンジや接続道路、並行する一般道路などの情報が入ってくる。一般道路では、進行方向30kmと後方1kmの渋滞や規制などの情報が入手できる。

 カーナビの種類によるがFM多重放送は、たいがい標準で装備されている。だが、ビーコンユニットはオプションとなっている場合が多く、価格も2万円くらいするので、取り付けるべきか悩むところだ。

パイオニアの「サイバーナビ」による、渋滞回避機能。渋滞があるというお知らせだけでなく、どのルートを通れば少しでも目的地まで早くつけるのかを検索してくれるので、市街地走行には欠かせない機能だ

 このビーコンユニットを付けると渋滞回避ルートを的確に案内してくれることが多い。FM多重放送は、渋滞情報は入ってくるのだが、その渋滞を避けるのはドライバーの判断という場合が一般的。そうなると、ビーコンユニットを付けた方がいいのではとなるだろう。

 だが、VICSが設置されていない幹線道路も多く、地域によっては機能しないこともあるようだ。また、VICSを通過するたびに情報が送られてくるので、必要としないときには煩わしさを感じるという人もいる。

イクリプス(富士通TEN)の「AVN」シリーズ

 ただ、VICSもFM多重もオフにすることができるので、必要がない場合は受信しなければ良いだろう。

 このことから、都心部に住んでいて、渋滞する道を頻繁に通る人にとっては重宝するオプションだと考えるべきだろう。

これもサイバーナビの渋滞回避画面

(次ページへ続く)

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