ビーコンって何?
一方のビーコンとは、道路に設置されている無線標識のことで、先述の通り「光ビーコン」は一般道路(多くは幹線道路)、「電波ビーコン」は高速道路で使われている。高速道路では、進行方向200kmまでのインターチェンジや接続道路、並行する一般道路などの情報が入ってくる。一般道路では、進行方向30kmと後方1kmの渋滞や規制などの情報が入手できる。
カーナビの種類によるがFM多重放送は、たいがい標準で装備されている。だが、ビーコンユニットはオプションとなっている場合が多く、価格も2万円くらいするので、取り付けるべきか悩むところだ。
このビーコンユニットを付けると渋滞回避ルートを的確に案内してくれることが多い。FM多重放送は、渋滞情報は入ってくるのだが、その渋滞を避けるのはドライバーの判断という場合が一般的。そうなると、ビーコンユニットを付けた方がいいのではとなるだろう。
だが、VICSが設置されていない幹線道路も多く、地域によっては機能しないこともあるようだ。また、VICSを通過するたびに情報が送られてくるので、必要としないときには煩わしさを感じるという人もいる。
ただ、VICSもFM多重もオフにすることができるので、必要がない場合は受信しなければ良いだろう。
このことから、都心部に住んでいて、渋滞する道を頻繁に通る人にとっては重宝するオプションだと考えるべきだろう。
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