今週も春アニメのシリーズ第1巻が発売になった作品が登場した。それはセガがPS3で発売しヒットを記録した「戦場のヴァルキュリア」のテレビシリーズ。同作品は、2クール編成となっており、現在はシーズン後半の物語に突入している。
発売された第1巻には第1章「戦火の出会い」と第2章「コナユキソウの祈り」の2話を収録。基本となるストーリーはゲームと同じだが、アニメでは戦いを通して成長と仲間との交流といったものではなく、主人公のウェルキン・ギュンターとヒロインのアリシア・メルキオットとの関係を中心に描かれているようだ。
発売されたDVDには初回限定版が用意されており、映像特典にはキャストたちによるゲーム対決や決してテレビ放送では見られない、ヒロインたちの水着姿満載の戦ヴァル劇場「海辺の一日」などが収録。さらに、千葉進歩さん、井上麻里奈さん、大原さやかさん、皆川純子さん、大塚周夫さん、大塚明夫さんといったキャストたちが出演するトーク&ライブイベントに参加できる応募抽選券も封入されている。
秋葉原のショップスタッフたちは「ゲームがかなり良い評価だったのでアニメのほうも、それらのファンで引っ張っていってくれるといいんですが」、「作品の人気はありますからね。原作のゲームファンの期待を裏切っていなければ、確実なセールスは期待できるでしょう」と話していた。
アキバでも好調な売れ行き
「レッドクリフ Part II」もリリース!
「戦場のヴァルキュリア」とアキバで人気を二分していたのは、アニメではなく実写映画のDVDパッケージで、三国志の赤壁の戦いを舞台にしたジョン・ウー監督による「レッドクリフ Part II -未来への最終決戦- 」だ。
こちらの作品は、オタクたちの間でも人気の三国志の世界を舞台にしているということもあり、普段なら一般映画タイトルは取り扱わないショップでも販売が行なわれていたほか、アソビットゲームシティやソフマップ本館では、アニメタイトルにならんでショップスタッフが期待のタイトルとして名前を挙げていた。
同作品は“II”となっている通り“I”が先に発売されているが、その際にも一部のショップではアニメ作品を差し置いて、好調なセールスを記録していた。
購入して行く層をスタッフに聞いてみたところ「男性の方が多いものの、一部若い女性も購入している」や、「美男美女、そしてマニア受けするジョン・ウー節が炸裂した作品は、アキバの住人にも受け入れられていますから今回もいけるでしょう」と話していた。
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