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今こそ選ぶATOK 2009 for Mac(前編)

2009年08月06日 15時00分更新

文● 倉田吉昭、MacPeople編集部

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ATOK 2009のココがスゴイ!

ATOK 2009では、従来バージョンから好評だった機能をブラッシュアップするとともに、新たなポイントが多数追加されている。まずは、変換エンジンの進化と、英語の入力支援に注目だ。


日本語入力ソフトの要は
スムーズなかな漢字変換にあり

 ATOKの特長は、何といってもかな漢字変換の精度の高さだ。語彙の豊富さはもちろん、文脈からより正確な候補を提示する変換エンジン「ATOKハイブリッドコア」の設計が秀逸。近年OS X付属の「ことえり」もずいぶん変換精度が高くなったが、実際に使うと快適さに差が出る。書類や論文・リポートのような硬い文章だけでなく、メールやブログのようなくだけた文章でも、ATOKはスムーズに変換してくれるのだ。

ATOKとことえりの変換精度比較
間違いの個所 変換キー操作回数
新聞の社説 ATOK 8 10
ことえり 13 16
IT系雑誌記事 ATOK 17 41
ことえり 30 54
アイドルのブログ ATOK 5 8
ことえり 7 13
新聞の社説、PC誌の記事、アイドルのブログ(各約500文字ぶん)を例にして、変換効率を編集部にて検証した。ATOKのほうが間違いや誤変換が少ないだけでなく、修正や候補の変更がスムーズなので、表の数値の差以上に入力のストレスが少なくて済む

 ATOKで変換精度を高めるには、単文節で変換せず、一気に文章を変換するのがコツだ。文節の区切りも任せる「連文節変換」や、句読点で自動的に連文節変換を実行する「自動変換」を使えば、ATOKの実力をより引き出せる。



1日わずか10円でATOKユーザー!
Mac版でもお買い得な定額制スタート

 9月8日に開始される「ATOK定額制サービス」は、月額300円で最新のATOKを利用できるサービスだ。初期コストが低く抑えられるだけでなく、毎年ATOKがメジャーアップデートされている点も踏まえると、非常にメリットが大きい。

 また、定額制サービスの開始に合わせて1カ月間利用できる試用版も公開される。まだATOKを使ったことのない人は、ひとまず試用版で実際に使ってみて、気に入ったら引き続き定額制サービスに加入するというのがお得な方法だ。


(次ページに続く)

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