【ドットコモディティ】
「景気指標が好転してこない限り春まだ遠しの印象」
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（4/24更新）
◇おはようございます。
◇22日の動きとは対照的に、23日のNYダウは揉み合いの展開から、取引終盤の上昇でプラス引けした。終値は70.49ドル高の7957.06ドルで高値引け。再び8000ドルの大台をうかがう展開となった。
◇コモディティは原油がまちまち。総じて期近高の期先安。値動きは緩慢で同値圏の域を出ることはなかった。また期近は上昇したが50ドルの大台を突破することはできなかった。最高値で49.92ドル。一方、NY金とプラチナは小幅上昇。NY金相場は中心限月の6月限は14.1ドル高の906.6ドル。900ドルの大台に乗せるとともに、一時910ドル台に達する上昇に至った。
◇下げ過ぎの反動もあるのだろうか？ あるいは景気後退感がまた少し和らいだのか？ それとも単純な値頃買いが優勢化したのか？ ただし結論としては、株価にしても、コモディティにしても、本格的な上昇につながるような印象に薄く、自律反発の匂いが漂う。
◇とにもかくにも、景気指標が好転してこない限り、マーケットの陽転も春まだ遠しの印象である。実際、米3月中古住宅販売件数は、前月比-3.0％の457万戸と市場予想465万戸を更に下回り、2月471万戸から減少。前年比では-7.1％と悪化傾向である。一方、国内では、昨日、自動車メーカー8社が2008年度の生産・販売・輸出実績を発表したが、国内生産はいずれも前年度割れ。海外生産もダイハツを除く7社がマイナス。最大手のトヨタ自動車も生産、販売、輸出ともに大幅減の深刻な結果に。昨秋の金融危機以降の世界的な新車販売の不振を受け、年度ベースの各社実績は軒並み記録的に落ち込んでいる。
◇このように、軒並みに、企業業績が落ち込む中、KDDIは営業利益が6.0％増になると発表した。景気のいい話題だ。ただし携帯の分野では32％の大幅なマイナスだという。僕のところも携帯はauだが、申し訳ないが、近々、別な携帯会社への変更を考えている。スマートフォンがなかなか売り出しされないためだ。僕のような仕事では、モバイルでwordやexcelなどのオフィス・ソフトが使えるというのは夢のような機能。昨年秋、さっそく購入したいと思ったら、「近々発売されます」とauの販売代理店。しかし、待てど暮らせど、発売されない。再び販売代理店に聞くと、「もうすぐだとは思いますが、分かりません。ただし法人向けのようですが」とのこと。「そんなんじゃあ、他の会社に変える」と言うと、「あっそうですか」…と気のない反応。許せん。…ということで、いま、docomoにしようか、それともイーモバイルにしようかと悩んでいるところでした。
http://smartphone.super-jiten.com/
◇皆さん よい週末を。
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