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ネットマークスとEMCジャパン、FCoEを採用した次世代データセンター(DC)向けソリューションの共同検証を開始
〜 シームレスなネットワーク新技術により、DCの省電力、省スペース、運用効率化を推進するソリューション 〜

2009年03月03日 11時00分更新

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ネットマークスとEMCジャパン、FCoEを採用した次世代データセンター(DC)向けソリューションの共同検証を開始
〜 シームレスなネットワーク新技術により、DCの省電力、省スペース、運用効率化を推進するソリューション 〜

株式会社ネットマークス(東京都江東区、代表取締役社長:大橋 純、URL:http://www.netmarks.co.jp/、以下ネットマークス)とEMCジャパン株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:諸星 俊男、URL:http://japan.emc.com/、以下EMCジャパン)は、次世代データセンターのネットワークの標準規格とされるFCoE(Fibre Channel over Ethernet)※1を採用したネットマークスの「グリーンデータマネジメントソリューション」の共同検証を、2009年より開始したことを発表しました。

「グリーンデータマネジメントソリューション」は、データセンターの省電力、省スペース、運用効率化を目的に、イーサネットを介してサーバ/ストレージ/ネットワークを統合するソリューションです。このソリューションは、複数のサーバ−I/O接続や、平行して使われるサイロ化されたいくつものネットワークインフラを、10GbEの広帯域でシームレスに統合簡素化します。そして、ネットワーク機器台数、ケーブル本数を減らすことにより電力消費量、設置スペースを削減することを可能にします。また、シームレスに統合されたシステム上において、データを中心に考慮された全体最適化を視野に入れており、サーバ/ネットワーク/ストレージそれぞれの仮想化連携をより効果的に行うことにより、全体的に使用効率が向上し、コスト削減の効果も期待されます。ネットマークスは、EMCジャパンから機器提供などの協力を受け、ソリューションの検証を継続して行います。

この共同検証では、「グリーンデータマネジメントソリューション」による電力消費量、機器設置面積、データ運用面での効率化について、効果を検証します。FCoEは、ネットワークの標準規格として注目され、今後、国内市場でも普及が期待されます。ネットマークスでは、この共同検証において、EMCジャパンとともにFCoE実装ソリューションのノウハウを蓄積することで、FCoEに対応したストレージ関連ソリューションを、国内でも先駆的に提供していく考えです。

今回の共同検証は、実際に想定されるシステム構成と同じ環境で実施され、シスコシステムズ合同会社のスイッチ「Cisco Nexus 5000」、FCoEネットワークカード(CNA)、EMCジャパンのストレージ「EMC CLARiX(R) CX4(http://japan.emc.com/products/family/clariion-family.htm)」および管理ソフトウェア「Navishpere Manager(http://japan.emc.com/products/detail/software/navisphere-management-suite.htm)」、ヴイエムウェア株式会社のサーバ仮想化ソフトウェアを使用します。検証は、ネットワーク、ストレージ、サーバ、運用管理ソフト、ファイバ・チャネルなど、各分野におけるネットマークスのトップエンジニアが担当し、ソリューション提供開始時に、実装フェーズまで迅速にサポートできるサービス体制を整えます。

ネットマークスとEMCジャパンは、2006年にEMCジャパンのパートナー販売支援プログラム「Velocity(ヴェロシティ)パートナー・プログラム(http://japan.emc.com/partners/directory-channel.htm)※2」を締結しています。ネットマークスはさらに、2007年にEMCジャパンの技術認定資格「ASNi(Authorized Service Network Implement:オーソライズド・サービス・ネットワーク・インプリメント)※3」を獲得、EMCジャパンのビジネスパートナーとして現在までに豊富な実績を持ち、今後も連携を強化していく予定です。

尚、今回の検証に際してシスコシステムズ合同会社のチャネルズ バイスプレジデント 安田 誠様よりコメントを頂いています。
「今回のネットマークス社とEMCジャパン社による「グリーンデータマネジメントソリューション」の検証は、シスコが業界の中心となって取り組んできたFCoEテクノロジーの普及をさらに加速させ、またデータセンターの省エネ化やGreenITにも貢献できることと確信しています。シスコは、両社のソリューションを効果的に活用したシステムの提供開始を期待しており、今回の実証実験を歓迎します」

以上

※1 FCoE(Fibre Channel over Ethernet:ファイバチャネル・オーバー・イーサネット)
Ethernet上でファイバ・チャネルSAN(Storage Area Network)プロトコルを動作可能にする新たな仕様

※2 Velocity(ヴェロシティ)・パートナー・プログラム
EMCの様々な販売パートナーが、希望のビジネス・モデルの範囲内で提携できるように設計されたプログラム。パートナーの貢献度に応じて支援策や報奨制度が決定

※3 ASNi(Authorized Service Network Implement:オーソライズド・サービス・ネットワーク・インプリメント)
EMCの技術スキルを習得し、EMCの構築手法を活用してお客様へ構築サービスを提供できるパートナーに付与された認証

*記載されている会社名及び製品名等は、各社の商標または登録商標です


<今回の発表に関するお問い合わせ窓口>

EMCジャパン株式会社 マーケティング本部 マーケティング・コミュニケーション部
広報マネージャ 武村綾
Tel:03-5308-8888 (代表)/ 03-5308-8867(直通)
E-mail:japanpr@emc.com

株式会社ネットマークス マーケットコミュニケーション部
神戸(ごうど)滝人
Tel:03-5144-1110  E-mail:press@netmarks.co.jp



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