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看板もクラウド化? エクシードとバンテンが提携

2009年07月29日 09時00分更新

文● ビジネス・ソリューション編集部

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 エクシードとバンテンは28日、クラウドコンピューティング技術を用いたデジタルサイネージ事業推進の協業すると発表した。

 デジタルサイネージとは、街中でよく見かけるディスプレーを利用した広告のこと。

写真はデジタルサイネージがある街中の風景のイメージです。今回の製品との直接的な関係はありません

 エクシードが運営するクラウドサービス上に、バンテンのインテリジェントサイネージプラットフォーム「エンゲージメディア」を配置。「エンゲージメディアサイネージパック」の名称で、デジタルサイネージ設置に必要な、32インチの業務用液晶ディスプレー、縦置き/横置き用スタンド、通信ネットワーク(モバイルWiMAX)、効果測定ツール(カメラキット)などを1パッケージに収めて提供する。

 どんなコンテンツを流すかは、デジタルサイネージを設置するクライアントが自由に選べる。クラウドから配信された広告をそのまま流す、あるいは設置側で制作したコンテンツを流すなど、さまざまな展開が考えられるという。配信プラットフォームを構築するバンテンがコンテンツそのものの制作も請け負うケースも想定されている。ネットワーク構築やサーバー構築の手間を無線回線とクラウド化で低減した。

 効果測定ツールは、顔認識システムを利用し、来店している人数や滞在時間、行動などを分析。振り返った人数などをログに残し、後からウェブベースのツールで確認できるという。量販店などへの応用を想定している。

 1台あたりのサービス料金は月額3万円(初期費用5万6000円)。1台から契約が可能。ただし、放映前確認機能付き「エンゲージメディアサイネージパック」が別途1台必要。サービスは28日から開始している。

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