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エムコマース、情報流出を防ぐUSBポートブロックソフトに新版

2009年07月29日 09時00分更新

文● ビジネス・ソリューション編集部

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 エムコマースは28日、「ポートセキュリティ シリーズIV」の開発に着手。9月上旬から販売開始すると発表した。価格は1ライセンスあたり3500円。

写真は指紋認証に対応した「iSecure-ProX」。ポートセキュリティ シリーズとの併用が推奨されている

 許可されていないUSBデバイスがPCに接続されると、瞬時に電源オフやマシンロックするなど、保護動作を実行するソフト。不正なUSBメモリーによる、重要データの流出を未然に防いだり、ウィルス混入の脅威から守れるという。使用中のUSBデバイスのファイル操作についてログも残せる。

 導入時に管理サーバーやSQLサーバー、ネットワーク設定などが不要で、対象のクライアントPCへインストールし初期設定をするだけで即時に運用できる点も特徴だという。

 今回の新バージョンでは、不正使用ログから、ホワイトリストの生成(接続を許可するデバイスの追加)が可能になった。これにより接続可能なデバイスのリストを短期間で更新できる。また、導入の規模やネットワークに応じて、リモートインストールやサイレントインストールといったインストール方法を選べたり、Active Directoryと連携して、グループ単位で設定ファイルの配信ができるようになった。

 また、同社の指紋認証付きUSBメモリ「iSecure-ProX」をUSB認証鍵として利用することで、離席時のマシンロックなども実現できる。安価かつ簡単に導入できるソリューションとして訴求していくという。

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