米マイクロソフト、Windows Azure Platformの開始時期と料金公表
Windows Azureは11月に開始!1時間11円から
2009年07月16日 06時00分更新
米マイクロソフトは7月14日、現在ベータ提供中のクラウドコンピューティングサービス「Windows Azure Platform」の正式版開始時期と料金体系を明らかにした。
Windows Azure Platformは、クラウドOS「Windows Azure」やデータベース「SQL Azure」、Windowsの.NET Framework機能を提供する「.NET Services」などから構成されるサービス。正式版は、11月17日から19日にかけて米国で開催される「Professional Developer Conference 2009」にあわせて、米国や英国、日本などで提供が開始される。
料金は、従量制と定額制が用意される予定で、今回発表されたのは従量制の体系。まずWindows Azureの料金は、Compute(演算処理)が1時間あたり12セント(約11円)、ストレージは1GBあたり月額15セント(約14円)、ストレージのトランザクションは1万回あたり1セント(約1円)。ネットワーク帯域の料金は、10GBあたりで受信が10セント(約10円)、送信が15セントとなる。
SQL Azureは、1GBまでのデータベースを構築できる「Web Edition」が9ドル99セント(約935円)、100GBまで可能な「Business Edition」が99ドル99セント(約9356円)で、ネットワーク帯域は10GBあたりで受信が10セント、送信が15セント。
.NET Servicesは、メッセージオペレーション10万回あたり15セントとなる。ネットワーク帯域はWindows AzureやSQL Azureと同額となる。