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Thermaltake「PW880i」

背面マウントタイプのオールインワン水冷キットが近日デビュー

2009年07月14日 22時30分更新

文● 増田

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 関東甲信地方が梅雨明けとなり、いよいよ夏本場。そんな中、今年もThermaltakeから新作の水冷キット「PW880i」(型番:CL-W0171)が登場となる。

今年もThermaltakeから新作の水冷キット「PW880i」(型番:CL-W0171)が登場。発売は今週末の18日を予定。現在サンプル品がT-ZONE.PC DIY SHOPで展示中だ

背負わせる

ラジエーターをPCケース背面に背負わせるというユニークなスタイル。背面からは約17cmほど飛び出す格好となるためスペースの確保には注意したい

 この製品は、アルミ製の大型ラジエーターやCPU用の水冷ヘッド、ポンプ、タンク、冷却液とそれらを接続するためのチューブやフローメーターなどがセットになったオールインワン水冷キット。サイズ120(W)×273(D)×28(H)mmの「TMGラジエーター」と名付けられたラジエーターをPCケース背面に背負わせるというユニークなスタイルが特徴となる。
 言うまでもなく、放熱面積が大きいほど冷却に有利とされるラジエーターだが、ケース外部に設置することで、より放熱効果が得られるということだろう。なお、ラジエーターには120mm角ファン(1000rpm~2000rpm/20dB~28dB)が2基搭載。ボリューム式コントローラーにより回転数が調節可能となる。
 なお、ラジエーターの取り付けは、PCケースに搭載されているリアファンのネジ穴を利用する仕組み。専用の台座を六角ボルトで固定後、ラジエーターをマウントさせる。なおPCケースリアファンの口径は、80/90/120mmに対応している。

ラジエーターの取り付けは、PCケースに搭載されているリアファンのネジ穴を利用する仕組み。ポンプは容量350ccのタンクとともに、ラジエーター上部にマウントし、外付けでの運用も可能だ

 ポンプは従来シリーズで採用されているものと同じで、サイズが70(W)×75(D)×75(H)mm、吐出量が500リットル/h(ノイズレベル16dB)というスペック。付属のリテンションでケース内部に搭載する事ができる他、拡張スロット等が占有する場合は容量350ccのタンクとともに、ラジエーター上部にマウントし、外付けでの運用も可能だ。
 全銅製CPU用ウォーターブロックは、対応ソケットがLGA 1366/1156/775/Socket 478/AM3/AM2+/AM2/939/940/754のユニバーサル仕様。各ソケット用リテンションが付属する他、400cmチューブ、クーラント液(1000cc)などが同梱する。発売は今週末の18日で、予価はアークとT-ZONE.PC DIY SHOPで2万4980円となっている。

全銅製CPU用ウォーターブロックは、対応ソケットがLGA 1366/1156/775/Socket 478/AM3/AM2+/AM2/939/940/754のユニバーサル仕様。フローメーターも付属する

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