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痛車でラリー! メロンブックスランサーの挑戦! ― 第6回

日本一寒い街でメロンちゃんビショ濡れ!

2009年07月12日 11時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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十勝の寒さを
とかちつくちて!

 ラリー北海道、DAY1(土曜日)は日本一寒い街として有名な、陸別の林道コースを中心に行なわれた。ここのSS(スペシャルステージ)は、20km以上ものロングコースが連なり、さらに前日の雨で路面はぬかるんでいるうえにスピードアベレージが高いという、プロでも苦戦を強いられるコースだ。ラリー初心者の浜選手にとって、いきなり障害が立ちはだかった。

陸別名物、ウォータースプラッシュ!

 ある程度の速さを維持しながら、リタイアしないように慎重にメロン号をドライブする浜選手と、それを支える中村選手。途中で早着によるペナルティはあったものの(ラリーではタイムコントロールに早く着いても遅くついてもいけない)、SS7までは順調に走っていた。しかし、SS8で7分近いタイムロスをした。何があったのか、中村選手に聞くと

残り10kmという所で右のリアタイヤがバーストし、さらに轍でハンドルをとられてパワステが破損してしまいました。そのステージの残りと次のステージの20kmをパワステなしで走らざるを得なかったんです。なんとかリタイヤせずに帰って来れただけでも良かったです。陸別のロングステージはどれも非常に危険で、その場の判断でペースノートに修正を入れながら走ったんですよ。本来、こういうことはしないんですけどね

 と話してくれた。ラリーではパワステ破損のトラブルはたびたび起こる。WRCでもワークスチームのトップドライバーが同様のトラブルに襲われ、パワステなしでSSを走り、腕がパンパンになっているのを見かける。浜選手はラリーの洗礼を、幸か不幸かいきなり受けてしまったようだ。陸別は相当危険だったらしく、24台いた全日本選手が帯広に戻る頃には16台になっていた。世界チャンピオンの新井選手ですら、午前中でリタイアしてしまったほどだ。

さすがラリー、こんなにボロボロになってしまった。しかし、それでも走るのがラリー

 満身創痍で北愛国のサービスパークに戻ってきたメロン号だが、修復できるのは本日の残りの2ステージを走ってから。ノンパワステのままダートコースに挑むことになってしまった。だが、浜選手はダートラ出身なので、1回目の帯広ステージを難なくクリア。これなら今日は完走か? と思ったら、なんと2回目の走行時間にメロン号が現れない。見ていた観客も「メロンちゃん来ないよ?」と心配している。もしや……というときにメロン号が現れ、皆胸をなで下ろした。

 再び中村選手を呼び止め、遅れた原因を聞いてみた。

実はSS10が終わったあと、TC(タイムコントロール)に行かないといけないんですけど、ルートをミスしてSS11のTCに行ってしまって。本来ならコース逸脱で失格でも仕方がないんですが、7~8分のペナルティということになりました。完全に私のミスなので、とても悔しいです!

 浜選手はというと、

陸別では途中でサイドステップを落としてしまいました。あと、腕がかなり痛いです。パワステがないと、ちょっとした轍でハンドルが持って行かれるんで怖いですよ。常に修正舵を当てながら走ってる感じです。SSによっては、膝くらいの深さまで轍が掘れているので、下手にハマるとあっという間にクルマがクラッシュですね。今日でだいぶメロンちゃんもボロボロになってしまったので、DAY2はなんとか轍のクリアの仕方を考えないと

 とコメントしてくれた。サービスではパワステの交換、サイドステップの代わりになるモノの装着などが行なわれ、無事にメロンランサーはパルクフェルメ(車両保管所)へと入った。いよいよ日曜が最終日。無事に完走なるか!?

(次のページへ続く)

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