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GREEN TOKYOガンダムプロジェクトいっきまーす!

2009年07月11日 17時00分更新

文● 伊藤 真広

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 7月10日に、実物大のRX-78ガンダムが作られていると以前より話題になっていた東京・お台場にある潮風公園で、“GREEN TOKYOガンダムプロジェクト”のオープニングセレモニーが行なわれた。

到着するまで“どうせガンダムだろ”という軽い気持ちでいたのだが、間近で見るとその巨大な姿に飲まれてしまい大興奮。リアル世代の人は、足を運ぶべき逸品! まさに「ガンダム、台場に立つ」とでも言うべきか

 このプロジェクト“GREEN TOKYOガンダムプロジェクト”は、放送30周年を迎えたアニメ「機動戦士ガンダム」を記念して行なわれるアニバーサリー企画のひとつで、“緑あふれる都市再生と魅力あふれるまちづくりに向け、お台場 潮風公園を中心に、都民と企業・行政が一体となって東京のメッセージを発信していく新しいプロジェクト”のコンセプトを元に、7月11日から8月31日まで開催される。
 この日のオープニングセレモニーには、ガンダムの生みの親である富野由悠季氏やバンダイナムコホールディングス代表取締役社長の石川祝男氏、“GREEN TOKYOガンダムプロジェクト”実行委員会会長尾田俊雄氏、さらに、同プロジェクトが東京オリンピック誘致活動にも関連していることから、東京都副知事菅原秀夫氏が登壇して、祝辞を述べた。

日が暮れだすと、ガンダムは完全逆行になってしまうので、正面から撮影したいという人は、遅くとも13時くらいには会場に入ったほうがよいだろう

東京の町並みをバックに日の光を浴びてガンダムの巨大なシルエットが浮かび上がる

日が暮れた直後も無駄な太陽光が抑えられるので、撮影の絶好のタイミングかもしれない

「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」と思わず言いたくなる、足の間に登壇した偉い人たち

写真左、GREEN TOKYOガンダムプロジェクト実行委員会会長尾田俊雄氏、右、東京都副知事菅原秀夫氏

写真左、バンダイナムコホールディングス代表取締役社長石川祝男氏、富野由悠季氏

 4人の祝辞に続いて、ガンダムシリーズでアムロ・レイ役を演じた古谷徹さんが登壇してお祝いのコメントともに、同プロジェクトの開会宣言を行なった。
 古谷さんの「GREEN TOKYOガンダムプロジェクトいっきまーす!」の声とともに全ての照明がいったん落ちて会場が真っ暗になったかと思うと、緑色のレーザーでガンダムを照らされて、永井一郎さんの渋い声で「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀~~」で始まる名台詞が流された。永井さんのナレーションが終わると、これまた渋い声で同企画のコンセプトが発表された。
 コンセプトの発表の後、ガンダムがスモークに包まれ、ガンダムの足の間からGACKTさんが「機動戦士ガンダム II 哀・戦士編」の主題歌で「哀・戦士」GACKTさんヴァージョンとともに登壇すると「我々が、世界に勇気を与え、緑を未来の子供たちに届けましょう!それがいま、地球に住む我々の指名です」とメッセージを残して、再びスモークの中へと姿を消して、オープニングセレモニーは終了となった。

緊張した面持ちで舞台の上に姿を見せた古谷徹さん。せっかくだから連邦軍の制服かパイロットスーツで登壇してくれたもっと盛り上がったのにと思った人は、私だけではないはず

スモークの中からだれがが現れた思ったらGACKT様ではないか!

颯爽とスモークの中へと姿を消す、GACKT様、やっぱりカッコイイ人はなにをやっても絵になる

セレモニー終盤には、実物大ガンダムの可動部分である顔も動いていた

(次ページへ続く)

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