KDDIと沖縄セルラーは7月9日、法人向け携帯電話「E05SH」を同社の内線電話ソリューション「OFFICE FREEDOM」に対応させるSDIOカードとして、「構内PHSカード01」を7月14日、「無線LANカード01」を8月より販売開始すると発表した。
E05SHは、4月28日に発売された法人向け機能が充実した端末。不要な機能を管理者が制限する機能、指紋認証やリモートロックといったセキュリティ機能、名刺リーダなどを搭載。KDDI Business Outlook、ビジネス便利パック/GPS MAP、ケータイオフィス、ドキュメントビューアーといった法人向けアプリケーションをプリセットする。
今回発表された構内PHSカード01は、E05SHを社内のPHS網(構内PHS)に接続して、内線子機として使うための製品。PBX経由で外線(固定電話網)に接続して利用することもできる。構内PHSカード01装着時のE05SHの連続通話時間は約310分(構内PHS使用時)で、連続待ち受け時間は約290時間(外線/構内PHSのデュアル待ち受け時)。
対応する構内PHSのシステムとしては、富士通の「IP-Pathfinder」、日立製作所の「NETTOWER CX9000IP」、NECの「UNIVERGE SV8500」など、OFFICE FREEDOM認定パートナーの製品が公表されている。
無線LANカード01も同様に、E05SHを社内の無線LANに接続するための製品。E05SHがIP電話子機として使えるようになる。無線LANカード01使用時の連続待ち受け時間や対応製品については、後日発表予定。