ベンチマークで性能チェック!
さて今回オススメしたPCパーツで自作するとどのくらい速くなるのだろうか?
というわけで、3年ほど前の定番的PCとその性能を比べてみたい。3年前と言えば随分昔のような、昨日のことのような感じもするが、ちょうど3年前、Core 2 Duoは発売された。当時一番安かったCore 2 Duo E6300の実売価格は2万5000円ほど。同時に発売されたマザーボード(チップセット)は、Intel P945 ExpressやIntel P965 Expressなどがあった。この頃、最新ということもあり飛びついた人も多いのではないだろうか。またビデオカードの主役は、GeForce 7600 GTや7900 GTだったので現在でも使っている人も多いだろう。
用意したPCは3年前の標準的かつ、ミドルレンジということでCPUにCore 2 Duo E6300(1.86GHz)、ビデオカードに7600 GTと7900 GTの中間くらいの製品ということで、GeForce 7900 GSを装着した。
テスト環境 | |||
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3年前に作った自作ゲームPC環境 | 今回新たに構築したPC環境 | ||
CPU | Core 2 Duo E6300 | Core i7-920 | |
グラフィックス | intel 945G | GeForce 7900 GS | GeForce GTX 295 |
マザーボード | ECS「945G-M3」 | GIGABYTE「GA-X58-EXTREME」 | |
メモリー | PC2-6400 2GB | PC3-10600 6GB | |
ストレージ(SSD) | HGST「 HDP725050GLA360」(500GB Serial ATA) | OCZ Vertex Series(120GB) | |
OS | Windows Vista (32bit) | Windows Vista (64bit) |
まずは基本的なところで、Windows Vsitaのエクスペリエンスを見てみよう。
最新パーツで自作したPCは、エクスペリエンスの最大値で5.9にすべてキレイに揃った。しかしながら、GeForce 7900 GSを入れたシステムでも5.0以上を記録し、それほど悪くないことが伺える。ただし、7900 GSはDirectX 9対応だが、DirectX 10には対応していないのだ。
続いてはDirectX 9の性能指標ということで、3DMark06の結果を見てみよう。
945Gのグラフィックス性能はさておき、7900 GSとGTX 295を比較すると低解像度では3倍強の性能差だが、高解像度になると一気に6倍弱まで差が広がっている。
一応、3DMark Vantageの結果も載せておこう。当然ながらDirectX 10に対応してない945Gおよび7900 GSはスコアが取得できないのでスコアは計測不能(N/A)となる。
(次ページへ続く)
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