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夏休みをゲーム三昧で過ごすためのPC自作 第1回

VistaでDirectX 10をフルに楽しめるゲームPCを作ろう!

2009年07月13日 20時00分更新

文● Jo_Kubota

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ベンチマークで性能チェック!

 さて今回オススメしたPCパーツで自作するとどのくらい速くなるのだろうか?
 というわけで、3年ほど前の定番的PCとその性能を比べてみたい。3年前と言えば随分昔のような、昨日のことのような感じもするが、ちょうど3年前、Core 2 Duoは発売された。当時一番安かったCore 2 Duo E6300の実売価格は2万5000円ほど。同時に発売されたマザーボード(チップセット)は、Intel P945 ExpressやIntel P965 Expressなどがあった。この頃、最新ということもあり飛びついた人も多いのではないだろうか。またビデオカードの主役は、GeForce 7600 GTや7900 GTだったので現在でも使っている人も多いだろう。
 用意したPCは3年前の標準的かつ、ミドルレンジということでCPUにCore 2 Duo E6300(1.86GHz)、ビデオカードに7600 GTと7900 GTの中間くらいの製品ということで、GeForce 7900 GSを装着した。

テスト環境
3年前に作った自作ゲームPC環境 今回新たに構築したPC環境
CPU Core 2 Duo E6300 Core i7-920
グラフィックス intel 945G GeForce 7900 GS GeForce GTX 295
マザーボード ECS「945G-M3」 GIGABYTE「GA-X58-EXTREME」
メモリー PC2-6400 2GB PC3-10600 6GB
ストレージ(SSD) HGST「 HDP725050GLA360」(500GB Serial ATA) OCZ Vertex Series(120GB)
OS Windows Vista (32bit) Windows Vista (64bit)

 まずは基本的なところで、Windows Vsitaのエクスペリエンスを見てみよう。
 最新パーツで自作したPCは、エクスペリエンスの最大値で5.9にすべてキレイに揃った。しかしながら、GeForce 7900 GSを入れたシステムでも5.0以上を記録し、それほど悪くないことが伺える。ただし、7900 GSはDirectX 9対応だが、DirectX 10には対応していないのだ。

Windows Vsita エクスペリエンス

Windows Vsita エクスペリエンス(単位:score) better→

 続いてはDirectX 9の性能指標ということで、3DMark06の結果を見てみよう。
 945Gのグラフィックス性能はさておき、7900 GSとGTX 295を比較すると低解像度では3倍強の性能差だが、高解像度になると一気に6倍弱まで差が広がっている。

3DMark06

3DMark06 (単位:score) better→

 一応、3DMark Vantageの結果も載せておこう。当然ながらDirectX 10に対応してない945Gおよび7900 GSはスコアが取得できないのでスコアは計測不能(N/A)となる。

3DMark Vantage

3DMark Vantage (単位:score) better→

(次ページへ続く)

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