ASCII.jpオススメの構成はこれだ!
ASCII.jp的にWindows Vistaで、DirectX 10をフルに楽しめるゲーマー向けPCを作ると、こんな構成となる。
CPU:Intel「Core i7-920」 実売価格:2万8000円
安い店なら3万円を切るコストパフォーマンスが魅力。ゲーマー向けPCのCPUとしては、これで十分だ。
マザーボード:GIGABYTE「GA-EX58-EXTREME」 実売価格:3万4000円
マザーボードのコストをどう考えるかは、人それぞれだが、UltraDurable3を採用し高い品質を誇る本製品をオススメしたい。主要なチップがすべてヒートパイプで結ばれ、さらに冷却効率を高める「Hybrid Silent-Pipe Module Kit」が付属し、万全の冷却対策がされている。また3-way SLIやCrossFireXに対応し、将来へのアップグレードに柔軟に対応できる。長く使うのであれば、ハイエンドなマザーボードを導入して損はない。
メモリ:PC3-10600 2GB×3 実売価格:1万円
予算があるならPC3-12800 DDR3 SDRAMで最速を目指してもいいが、メモリについてはスピードよりも容量を重視したい。現状では6GB(2GB×3)で十分だ。
ビデオカード:ZOTAC「GeForce GTX 295 1792MB」 実売価格:5万5000円
予算の大部分はココに掛ける。というわけで、Core i7でシステムを作るなら最初からハイエンドなGeForce GTX 295を導入してしまった方が幸せになれるだろう。
ストレージ:OCZ「OCZSSD2-1VTX120G」 実売価格:3万5000円
快適なゲームPCを目指すなら起動ディスクにSSDの導入を検討して欲しい。起動が遅い!と、イライラしていた人もこれでスッキリ解消できる。
電源ユニット:Enermax「EES620AWT」 実売価格:1万4000円
Core i7を導入するのであれば、電源ユニットの交換をオススメする。電源ユニットは消耗品のため、高出力の電源ユニットであっても経年劣化は避けられない。Core i7の瞬間的な電力消費は、Core 2シリーズに比べて高く、また高性能なGPUも大量に電力を消費するため、数年が経過した電源ユニットでは耐えられない可能性があるからだ。今回の構成では、600W級もあれば十分ということで、Enermaxの静音&80PLUS認証の「EES620AWT」をチョイスした。
以上合計で、17万6000円ほどとなる。ハイエンドなPCを構築する割りには安価に収まっていると思うが、どうだろうか。
(次ページへ続く)
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