声を加工するための便利な手法を紹介
初めて自分の声を録音して聞いてみると、ビックリしてしまうほどの違和感を覚えるはず。それに世界中の皆さんに、自分の声をそのまま聞いてもらうのは、ちょっと恥ずかしいという方も多いはず。そこで、注目したいのが声を加工するためのテクニックだ。この技は、ジングルなどの作成にも応用できる。
ピッチ変更で「大男声」や「アニメ声」を作り出す
声(トーク部分)の録音が完了したら、その録音済みリージョンをダブルクリックして、GarageBand画面の下部に「オーディオリージョン」画面を表示しよう。画面左側にある「ピッチ」の項目から、「テンポとピッチに従う」をチェックしてピッチのフェーダーを動かしてみよう! 声の音程が上下して、大男のような野太い声からアニメのキャラクターのような甲高い声まで、様々な面白い声を簡単に作り出せる。
![]() | オーディオリージョン画面内にある「ピッチ」を活用すれば、エフェクトなどを使わない状態でも、選択されているオーディオリージョンの音程を手軽に変更できる。テレビ/ラジオのインタビューなどで聞く「あの」音声処理も簡単再現! |
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モンスター声も作れる、ボーカルトランスフォーマー
さらに、GarageBandには、声のキャラクターを一変させてしまう「ボーカルトランスフォーマー」というエフェクトも用意されている。「カートゥンボイス」「モンスター」「男声から女声」「女声から男声」など、思わず笑ってしまうようなプリセットは「ここぞ」というシーンでぜひ使いたいところ!
![]() | ボーカルトランスフォーマーは、録音時のエフェクトなどと同様に、トッラク表示エリアの編集タブでエフェクトとして追加すれば使えるようになる |
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| あらかじめ用意された13種類のプリセットの中から好みのサウンドを選べるほか、自身で「ピッチ」や「サウンド」をマニュアルで設定できる | ||
番組の最後は「フェードアウト」で!
ポッドキャスト制作の最終仕上げとして、番組のエンディング部分をフェードアウト(だんだん音量を小さくする)するための方法を解説しよう。
まずは、GarageBandのトラックメニューから、「マスタートラックを表示」を選ぶ。すると、トラックリストの最下部に、「マスター音量」と表示されたマスタートラックが現れる。マスタートラックとは、音量の調整だけでなく、曲全体にかかわる様々なパラメータをコントロールできるトラックだ。
今回は、作成したポッドキャストのエンディング部分をフェードアウトしたいので、マスタートラックの該当部分をクリックし、音量の変更点(●)を指定していく。少なくとも音量の変更開始部分と、音量がゼロになる部分の2ヵ所を指定しよう。あまり急激な音量の変化にならないよう、なだらかに音量を変化させるのがポイントだ。
設定が完了したら、後は以前に紹介した手順で「iWebにPodcastを送信」で共有すれば、エンディング部分がフェードアウトされたポッドキャストの完成だ!
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| ポッドキャストの最後をフェードアウトしたい時は、マスタートラックで音量の変化を設定する。また、マスタートラックでは、「マスターピッチ」「マスターテンポ」などのコントロールも可能となっている | ||||
全6回にわたり、レッスン、Magic GarageBand、音楽制作、ポッドキャストなどの多種多様な機能やその魅力の一端を紹介した本連載もひとまず今回で終了となるが、いかがだっただろうか?
専門的な知識や技術を必要とせず、とにかく簡単な操作で直感的に音楽制作やポッドキャスト制作を行なえるGarageBandは、音楽を作ることに距離感や不安を感じている人にこそ触れてもらいたいソフトウェアだ。
きっと一度体験すれば、GarageBandでの音楽制作の楽しさと快感に目覚めること間違いなし! ぜひ皆さんもGarageBand '09で音楽制作のはじめの一歩を踏み出しましょう。















