精巧な出来の国内製造となるタイムリーのアクリルシリーズに、なんとも変わった新製品が登場した。いったい、何に使うのか……。
アクリル製のベースに5基の60mm角ファンが連なるこの製品は、「AQULIA POLE605」というタイムリーのアクリルシリーズの新製品。今までモニターも設置可能なキーボードラックや、3.5インチHDDが5台まで収納可能なケースなどを手がけてきた同シリーズだが、ここにきてPCとの関連性の低いユニークな製品の登場である。
ポップによると「これぞ日本一のお馬鹿パーツ」、商品コンセプトは「人生笑って暮らせりゃそれでいい」などと記載。早い話、使い方はユーザー次第という多目的ファンといったところだろう。
5基の60mm角ファンは、ケースファンとしては定評のあるXINRUILIAN「RDL6020S」を採用。スペックは回転数2500rpm/最大風量10.28CFMというもの。一番下の底面部分には3.5インチデバイス搭載スペースが設けられているが、製品版ではここは空きスペース。サンプルの入荷したドスパラ秋葉原本店では、写真のように底面の3.5インチサイズのファンコントローラーを装着していた。なお、ファンの給電はユーザー側で考えて用意する必要があるので注意が必要。
通常考えられる使用法としては扇風機くらいしか思いつかないが、「いやいや、こんな使い方があるぞ」と思いついた方は購入を検討してはいかがだろうか。ドスパラ秋葉原本店やZOA秋葉原店によると近日入荷予定で予価は未定とのことだ。
なお、今年の「COMPUTEX TAIPEI 2009」の会場では、ファン部分をLED付きやメッセージ発光タイプに変更して展示しているブースがあった。標準で搭載されているファンをそういったファンに交換すればオシャレディスプレとしても活用できそうだ。