このページの本文へ

SSL-VPNやIEEE802.1xに使える低価格証明書

サイバートラスト、デバイス認証用の証明書を発行

2009年06月30日 07時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 サイバートラストは6月29日、デバイスの認証に使うための証明書を発行/管理する新サービス「サイバートラスト デバイスID」の提供を開始した。同社は、電子証明書の発行などを行なうセキュリティベンダーで、現在はソフトバンクBBのグループ会社。同社によれば、デバイスを対象とするこうした証明書サービスは業界初だという。

 サイバートラスト デバイスIDは、SSL-VPNやIPsec、検疫ネットワーク、無線LANなどでデバイス認証に使うSSLやIEEE802.1x用の電子証明書(デバイス認証用証明書)を提供するサービス。ユーザー単位での認証には対応せず、デバイス認証に用途を特化することで、低コスト・短期導入を実現している。

サイバートラスト デバイスIDの利用用途

 サービスは、証明書の発行を行なう「発行局(IA:Issuing Authority)」や証明書発行の審査や登録業務を行なう「登録局(RA:Registration Authority)」をユーザー企業内に設置するのではなく、サイバートラストが運営するRAにアクセスして利用する「RAホスティング」での提供となる。

 契約は発行予定のデバイス数を単位として、25デバイスから利用できる。年間ライセンス料は25デバイスで9万円(単価3600円)、500デバイスで72万円(単価1440円)、1000デバイスで96万円(単価960円)など。加えて、15万円のRAホスディング利用料金(1名分のRAオペレータ管理料、オペレータ証明書を含む)が必要となる。

カテゴリートップへ