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本当に使える無線データ通信はこれだ! 第4回

自宅回線はもう不要 無線データ通信ですべてをこなす

2009年06月29日 18時00分更新

文● 二瓶 朗、ASCII.jp編集部

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自宅で無線データ通信回線を用いる

自宅の光回線やADSLは本当に使っている?
無線データ通信の回線1本で十分

 無線データ通信の回線は別にモバイル環境だけで活躍するものではない。自宅でも十分に使える。

 たとえば自宅ではメールをチェックしたり、たまにWebを見たりする程度という人は少なくないだろう。その場合、毎月数千円の利用料金を支払ってまで、FTTH(光回線)やADSLといった固定回線を惰性で契約し続けているメリットはあまりない。

 実際最近ではケータイがあれば十分と、固定電話を持っていない人も少なくないだろう。ならば、固定のインターネット回線も本当に必要なのか、考え直してみてもいいのではないだろうか。

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ケータイとセットで、月額50MBまで655円といった激安ADSLも登場している。ただし固定電話には基本料金が必要なことも忘れてはいけない

 たとえば最近のADSLには低価格なサービスも登場している。しかしADSLサービスは固定電話回線があることが前提だから、その基本料金も含めたら、バカにならない額を支払っていることになる。

ADSL料金の一例:
月額利用料=2100円
NTT固定電話(タイプ1)基本料金=1600~1700円
計4000円弱

 FTTHも料金自体はこなれてきたものの、自宅や自室に回線を引きこむことが難しいという理由で断念せざるを得ないこともある。その点無線データ通信はそのような点で悩むことはない。

 ただ、無線データ通信にデメリットがあるとしたら、電波受信状態によって通信速度が左右される点だろう。最近では住宅地などでも普段の回線として使っている人も多いようで速度低下が見られることもある。

 YouTubeやニコニコ動画などを存分に楽しみたい場合や、大きなデータのやりとりがある場合などは、やはりFTTHが断然有利だ。

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