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情報漏洩対策もSaaSで BIGLOBEが新サービス

2009年06月18日 11時01分更新

文● ビジネス・ソリューション編集部

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 NECビッグローブは17日、綜合警備保障(ALSOK)、ソリトンシステムズと提携し、SaaS型の情報漏洩対策サービスを開始した。名称は「BIGLOBE PC監視サービス」。

 ファイル共有ソフトの利用状況やUSBメモリーへの書き込み、メールへの添付状況などをインターネット経由で記録・監視するもの。ALSOKの「PC監視」、ソリトンの「InfoTrace-OnDemnd」の技術を活用する。セキュリティーに関する管理・運用の責任者がいない、中規模/小規模企業などを中心に、2011年度までに60万ユーザーを獲得。3年後には2000社、売上1億4000万円を目指すという。

セルフプランのレポート画面

 レポートメニューには「おまかせプラン」(PC監視を利用)と「セルフプラン」(InfoTrace-OnDemandを利用)の2種類がある。おまかせプランでは、PCの操作状況について月1回の定期的な分析レポートを提出。情報警備監視センター員が24時間遠隔監視しており、緊急時には担当者へ通報を行う。セルフプランでは、インターネット経由で最新レポートを適時確認できるほか、レポート内容の細かなカスタマイズができる。

 サービスを利用するためには、BIGLOBEの法人会員である必要がある。利用料金はおまかせプランの場合、1台当たり月額1400円(初期費用1700円)、セルフプランの場合、月額1200円(初期費用1200円、5台/3ヵ月以上の契約から)。

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