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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第106回

暴れん坊猫「かふか」を撮る

2009年06月18日 12時01分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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明け方の惨事!?

 あたたかくなってきたからと、網戸にすると……すぐ登る。もうしょっちゅう登る。登っては降りる。おそろしいことである。

 登るところを写真に撮ろうといつも思ってるのだが、背後に人の気配を感じると、慌てて降りちゃうのでなかなか難しい。

 でも、なんとか撮ってみた。ISO感度をめいっぱい上げたのでノイズが多いけれども、それは勘弁。

午前3時、いきなり網戸を上りはじめたかふか。ぐいぐいと上っては、飛び降りるのである(2009年6月 パナソニック DMC-GH1)

午前3時、いきなり網戸を上りはじめたかふか。ぐいぐいと上っては、飛び降りるのである(2009年6月 パナソニック DMC-GH1)

 見てわかるとおり、両手の爪をひっかけて上るのだ。助走をつけてジャンプして網戸の中ほどにとりつき、そこから両手の爪でぐいぐいと上るのである。網戸の将来が不安。

 一番暴れるのは明け方。先日、明け方まで仕事をしてたら案の定、かふかと大五郎が部屋中を走り回ってる。で、洗面所の入口からこっちを見てると思ったら……その横にはわたしの靴がっ……わははは、さすがにこれははじめてみた。

すました顔でこっちを見てると思ったら、隣にはわたしの靴がっ。なぜっ(2009年6月 パナソニック DMC-GH1)

すました顔でこっちを見てると思ったら、隣にはわたしの靴がっ。なぜっ(2009年6月 パナソニック DMC-GH1)

 もちろん玄関からもってきたらしい。犬じゃないから咥えてくるわけがないのだが、かといって手で転がしてくるには重いと思うし。ナゾである。

 大五郎も不思議に思ったらしく、こいつはなんだろう、と匂いを嗅ぎにやってきたほど。

大五郎も匂いを嗅ぎにやってきて……そのままぷいっと(2009年6月 パナソニック DMC-GH1)

大五郎も匂いを嗅ぎにやってきて……そのままぷいっと(2009年6月 パナソニック DMC-GH1)

 まだまだ暴れてくれそうである。



筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は 6月25日掲載予定

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