日本ヒューレット・パッカードは6月11日、Opteron 8400/2400プロセッサ搭載のサーバ7製品を発表した。出荷予定は1製品を除き7月中旬で、価格は2ソケットの1Uサーバ「ProLiant DL165 Generation 6(G6)」が19万6350円(税込、以下同)など。
7製品が搭載するOpteron 8400/2400は、コードネーム「Istanbul(イスタンブール)」と呼ばれていた、米AMDが6月1日に発表したばかりのサーバ用の6コアCPU。1チップあたりの最大消費電力は既存の4コア製品と同じなので、つまり同じ消費電力で平均30%の性能向上となる。8400が最大8ソケット、2400は2ソケットに対応する。3月末にインテルが発表したXeon 5500番台は4コアで2ソケットまでの対応となっているため、Opteron 8400はより大規模な環境にも使えるサーバ用CPUとなっている。
製品名 | 筐体 | ソケット数 | 標準小売価格 | 出荷開始日 |
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HP ProLiant DL165 G6 | 1U | 2 | 19万6350円 | 7月中旬 |
HP ProLiant DL385 G6 | 2U | 4 | 29万0850円 | 7月中旬 |
HP ProLiant DL585 G6 | 4U | 4 | 233万1000円 | 7月中旬 |
HP ProLiant BL465c G6 | ブレード | 2 | 25万6200円 | 7月中旬 |
HP ProLiant BL495c G6 | ブレード | 2 | 27万7200円 | 7月中旬 |
HP ProLiant BL685c G6 | ブレード | 4 | 165万1650円 | 7月中旬 |
HP ProLiant DL785 G6 | 7U | 8 | 未定 | 9月 |
6コアサーバが20万円以下で手に入る
HP ProLiant DL165 G6は、今回発表された中ではもっとも安価な製品。Opteron 2427(2.20GHz)もしくはOpteron 2435(2.60GHz)に対応し、レジスタ付きPC2-6400 DIMM DDR2-800メモリを最大64GB(8GB×8)搭載可能な1Uラックマウントサーバだ。ストレージは標準ではオプションで、最大4台の3.5インチ ノンホットプラグSATAドライブもしくは3.5インチ ホットプラグ対応SATA/SASドライブを搭載できる。
チップセットはServerWorks HT2100およびHT1000で、ネットワークは「NC7782デュアルポートGigabitサーバーアダプター」を内蔵する。拡張スロットは、フルレングス/フルハイトのPCI-Express x16を1スロット、ハーフレングス/ロープロファイルのPCI-Express x4をスロット(コネクタサイズはx8)など。
価格は、Opteron 2427×1、4GBメモリ、ディスクレスの「538278-291」が19万6350円。Opteron 2435×2、8GBメモリ、ディスクレスの「538274-291」が48万8250円。
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