VBエディタを使えば
いちからマクロが作れる
VBエディタに直接プログラムコードを書いて、いちからマクロを作ります。ここでは、選択しているセルの値をメッセージ表示するマクロを作ります。
VBエディタでマクロを作る流れ
コードを記述する(下段コラム“コードを記述する”を参照)
メニューバーの[挿入]→[標準モジュール]を選択すると「Module1」が追加され、「コードウィンドウ」が開く。コードを記述したら、前回記事を参照してマクロを実行しよう。
すると、左画面のように、選択しているセルの値がメッセージ表示される。
まず、マクロを管理するための「標準モジュール」というものを追加して、プログラムを格納するための箱を作ります。標準モジュールを追加したら、コードウィンドウにプログラムコードを書きます。
最初にマクロの枠組みとなる「Sub マクロ名()」~「End Sub」を書きます。この枠組みの間に書くコードがマクロで実行されます。のちほど説明しますが、コードにはいくつかの基本構文があります。それらを使いながら、目的の動作をさせるためのプログラムを完成させていきます。
もしも、記述中に誤ってウィンドウを閉じてしまっても、再びコードウィンドウを開いて書き直せば、コードの修正が可能です。
いちからマクロを作るのが難しいと思ったら、まずは「マクロの記録」でコード文を自動作成し、それをVBエディタで修正するやり方で、コード記述の練習をすることができます。
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