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WWDC 2009 総力レポート 第9回

まとめて読むiPhone 3G Sの魅力 WWDC 2009基調講演【後編】

2009年06月11日 22時55分更新

文● 宮本朱美、写真●伊藤有/週刊アスキー編集部

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音声コントロールなど、UIも大きく進化

 続いて紹介されたのは、以下のようなiPhone 3G Sの新しいユーザーインターフェースだ。

音声コントロール

iPhoneを指で操作しなくても、声で操作できる音声コントロール機能。実行結果はiPhoneが合成した音声で答えてくれる

「Call(人名)」「Call(番号)」と話して電話をかけたり、曲の再生中に「What's playing?」とたずねると曲名をiPhoneが答えたり、「Play more songs like this」としゃべって、再生中の曲と似た曲を検索して再生するといった操作を実演した。日本語でも指示できる

デジタルコンパス

デジタルコンパス

GPSでは取得が難しい、現在地の方位を知るために「デジタルコンパス」を内蔵する

デジタルコンパス

「マップ」ではユーザーの向いている方角に合わせて、地図の表示方向を自動で回転できる。現在値を示す地図上の青い点に、ユーザーが向かっている方角を示す印が加わった

アクセシビリティーの設定

視聴覚に障害のある人もiPhoneを使いやすくするため、ホーム画面のアイコンを拡大したり、白背景に黒文字で表示して、視認性を高められる。メールの内容を合成音声で読み上げる機能もある

Nike +

ランニングの距離やペースを記録できる「Nike +」の機能を内蔵。靴に装着する小型の機器を別途購入すれば、iPhoneがパーソナルトレーナーに早変わり。ボイスコントロール対応なので、声で操作できる

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