このページの本文へ

新バージョンではサーバの価格が50%OFFに

アズジェント、不正PCを検知・排除するIPscan XE

2009年06月04日 08時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アズジェントはIP/MACアドレス管理製品「IPscan」の新バージョン「IPscan XE」の発売を開始した。

 IPscanは韓国ヴィアスコープ社の製品で、持ち込みPCの接続を防ぐことで、不正PC検知と排除を行なう製品。具体的には各サブネットに設置した「IPscan Probe」と呼ばれる監視端末により、IPアドレスとMACアドレスを収集し、IPscanサーバに送信し、自動的に管理台帳を生成する。許可されたアドレス以外のPCの接続された場合は、IPアドレスからMACアドレスを調べるARPのプロトコルを用いて、接続を拒否する

LAN内のIPアドレスを自動収集し、不正PCの検知を行なうIPscanのコンソール

 不正な端末が接続された際には上がるアラートやレポートも複数用意されており、ネットワーク内の機器の利用状況を一元的に把握できる。

図と表による20種類以上のレポートが用意されている

アラートも50種類以上が用意されており、電子メールやSNMP、syslogが利用できる

 監視端末であるIPscan Probeが管理ノード数により、複数モデル用意されているのが特徴。50ノード対応のエントリモデルのProbe 50から、最大3000ノードを1000Fまで全6モデルが用意されている。タグVLANにより、複数のセグメントを1台のIPscan Probeでカバーできる(Probe 50はのぞく)。

 新バージョンのIPscan XEは管理サーバが一新され、最大40万IPアドレスの管理に対応。また、複数の同じIPアドレスレンジを1台のXEサーバで管理できるようになったほか、複数のIPscan Probeを論理的にグループ化し、全体と異なるポリシーを適用することが可能になった。その他、Active Directoryからの情報のインポートやデータベースの冗長化にも対応した。

複数のIPscan Probeを論理的にグループ化する機能(同社の資料より引用)

 また、従来のIPscan v3.5でAdvanced Packとしてオプション提供されたスイッチングハブやサーバの空きポートを調べる機能が標準搭載。さらに管理サーバのIPscan XEの価格が、従来のIPscan v3.5の50%オフとなり、導入しやすくなったという。

■関連サイト

カテゴリートップへ