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「楽2ライブラリ パーソナル V5.0」付属モデルも

小型スキャナー「ScanSnap S300」にAcrobat 8が付属

2009年06月01日 11時00分更新

文● 企画報道編集部

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 PFUの机上スキャナー「ScanSnap」は、上位機種の「S1500」シリーズが2月にメジャーバージョンアップ(関連記事)したのに対して、小型モデルの「S300」は据え置きだった。今回、ハードウェアはそのままに、付属ソフトを強化した「S300 エンハンスモデル」が6月6日に発売される。

ScanSnap S300

ScanSnap S300。ハードウェアには変更ない

ScanSnap S300とA4ノートPC

大きさ比較のためにA4ノートPCと並べたところ

 まずWindows版について、2万台限定(2009年11月30日までの期間限定で販売予定)でPDF作成ソフト「Adobe Acrobat 8 Standard」が付属。スキャナーで取り込んだビジネス文書をPDF作成・管理しやすくなった。

楽2ライブラリ

楽2ライブラリの管理画面。バインダーのようにスキャンした文書を管理できる

楽2ライブラリ

文書はページをめくるように閲覧できるほか、キーワードでの検索やページジャンプも可能だ

 さらに、2月に発表されたS1500と同時にバージョンアップした、ビジネス文書管理ソフト「2ライブラリ パーソナル V5.0」セットモデルも用意される(2万台限定でAcrobat 8 Standardも付属する)。

 楽2ライブラリ パーソナル V5.0は、従来の「楽2ライブラリ パーソナル Lite V4.0」と比べて、BMP/TIFF/WMF/PNGなどの画像ファイル、Word/Excel/PowerPointなどの文書ファイルを読み込んで管理可能になっている。端的に言えば、従来(Lite V4.0)はScanSnapでスキャンした結果のみ管理できたのに対して、今回(5.0)は既存のファイルもまとめて一括管理できるというわけだ。

ScanSnap S300M

Mac用のS300Mは、カラーリングもMacBookシリーズに合わせて白が基調になっている

CardMinder

S300Mの付属ソフト「CardMinder」の画面。iPhoneやiPod touchでの住所管理が容易に行なえる

 Mac版には、Acrobat 8 Standard同梱モデルは用意されず、名刺管理ソフト「CardMinder」が同梱される。CardMinderは、取り込んだ名刺情報をMac OS Xの標準形式「アドレスブック」やvCard形式での保存が可能で、iPhone/iPod touchへの取り込みが容易に行なえるのが特徴。

 価格はすべてオープンプライス。同社直販価格は、Windows用の「ScanSnap S300」とMac用の「S300M」が2万9800円、「楽2ライブラリ パーソナル V5.0セットモデル」が3万3800円。なお、Mac用ソフト「CardMinder」は単体で直販サイトでも販売され、価格は4980円となる。


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