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物欲AVコモノ道 第8回

ケーブルから卒業! 夏を彩る新型ウォークマン

2009年05月29日 16時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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音楽のサビ部分を聴きながら選曲できる
「ZAPPIN」機能を搭載

本体には「ZAPPIN」のロゴが入っている

本体には「ZAPPIN」のロゴが入っている

 NWD-W202は操作方法も個性的だ。携帯型デジタルオーディオプレーヤーは、液晶ディスプレーを見ながら選曲するのが一般的だが、NWD-W202には液晶ディスプレーがない。そこで搭載されているのが「ZAPPIN」機能だ。

 ZAPPINは曲の一部分を次々に再生してくれるという機能。これを聞いてお目当ての曲が流れたところで通常再生モードに移行すれば、一曲まるごと再生されるというわけだ。なお、ZAPPIN機能は15秒間再生される「ロングモード」と、4秒間再生の「ショートモード」がある。

 本体付属の音楽管理ソフト「SonicStage 5.2」で「12音解析」をした楽曲であれば、抽出されたサビ部分だけが再生される。楽曲解析を行なわずにZAPPIN機能を使うことも可能で、その場合は冒頭から45秒経過した部分が再生される。

基本操作は写真左側のジョグダイヤルで行なう

基本操作は写真左側のジョグダイヤルで行なう。中央にはボリュームボタン、右側にはUSB端子(ミニB)を搭載

 操作インターフェイスはジョグダイヤルと音量を調整する2つのボタン、そしてシャッフル再生スイッチのみと極めてシンプルな構成だ。ジョグダイヤルは普通に押し込むと再生/停止、左右に勢いよく回すことで曲戻し/曲送りとなる。ZAPPIN機能を有効にするには、ジョグダイヤルを長押しすればよい。

 ジョグダイヤルと音量調整ボタンは右耳側のユニットの下側に取り付けられており、親指で操作する格好になる。ジョグダイヤルはもともとソニーの十八番だったインターフェイスであり、クリクリと回すとしっかりしたクリック感が親指に伝わってくる。

 再生モードは順送りとシャッフル再生のいずれかで、順送りの場合は保存されている音楽がフォルダごとに名前順で再生される。

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