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あなたの商材は、雑誌のどのページに掲載してもらえそうなのか

2006年08月23日 09時00分更新

朝日奈 ゆか/株式会社ユンブル 代表取締役

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雑誌の構成を研究して、商材に適したページを見つけよう。

 第2回でお伝えした、「雑誌を選ぶ」という準備はOKでしょうか? あなたの商材を売り込みたい雑誌は決まりましたね。では次に、雑誌のどのページに掲載してもらえそうなのか、を考えてみましょう。
 売り込みたい雑誌が決まったら、その雑誌を手にとって、バックナンバーも入手して、どういう構成になっているのかをリサーチします。ファッション雑誌、タウン雑誌、グルメ雑誌などはたいてい、巻頭にドンと、季節を題材にした特集をとりあげています。夏なら海、山、花火などのレジャー、涼を呼ぶグッズ、水着の特集、夏のグルメ…と、毎年たいてい同じサイクルで特集企画が組まれています。

 ファッション雑誌などは、巻頭から、このような季節をテーマとする第1特集、第2特集、第3特集などが並び(雑誌によって大小や増減あり)、他にニュース記事や読みもの記事、商品情報記事、作家のエッセイの連載、占いなどで構成されています。

 話題の雑誌の公式ホームページを見てみると、発売中の雑誌の表紙、目次の一覧をはじめ、会員特典など各誌ともサービス過剰なほどにプラスアルファの情報をアップしています。読者の年齢層など細かい分析はもちろん、読者が今、何を求めているか、そのテイストがひと目で伝わってくるので、雑誌と同時に、こちらも必ずチェックしましょう。

 たとえば、最近では話題いちばんの、小学館発行『Can Cam』のホームページ(http://cancam.shogakukan.co.jp/)では、「スタイリストのハマリもの通信」と題して、同誌で活躍中のスタイリストが読者におすすめる小物、雑貨をブログで紹介し、連載しています(http://cancam.shogakukan.co.jp/stylist/index.html)。
Can Camの競合誌でもある『ViVi』(講談社発行)のホームページからは、目次のタイトルをクリックすると、特集ページの1~2ページを見ることもできます。

 講談社の『女性誌ネット』(http://www.joseishi.net/)では、同社が発行するwith、Style、FRaUなど7つの女性誌を横断し、「コスメ&ビューティ」「ファッション」「エンターテーメント」「料理・レシピ・グルメ」「インテリア・暮らし」などのジャンル別に情報を整理して掲載するサービスも。読者としては、これだけで今月の女性誌の情報を入手した気分になれそうな情報の宝庫です。
 あなたの商材は、どのコーナーに合いそうですか? 
 ファッション誌なら、モデル着用のための商品を提供する、新製品紹介コーナーに雑貨を売り込む、商品ニュース記事のニュースに適した商材を持ち込む…。さらに、掲載は難関ではありますが、季節のレジャー特集に旅行グッズを提供する…などという方法が考えられます。

売り込みの近道は「読者プレゼント」のコーナー!

 このような雑誌のコーナーのなかで、あなたの商材を掲載してもらう近道、早道があります。

それはずばり、「読者へのプレゼントのコーナー」なのです。

このページはほとんどの雑誌に設けられていますが、特に創刊号や季節の特大号、ゴールデンウイークの合併号、年末年始の肝いり号などでは読者の注目度も高く、雑誌の貫禄、ステイタスを象徴することもあるコーナーです。高級感のある雑誌の場合、車や大型テレビ、海外旅行などの豪華商品をそろえて勝負をかけているほどす。

 読者プレゼント担当の編集者は毎号、いい商品を読者に提供するため、企業や店舗からの商品提供を常に待っています。あなたのお店の商材がその雑誌の掲載商品と合致しているようなら、ぜひ、読者プレゼントを用意して雑誌社に売り込みましょう!

臆することはありません。商品と商品や会社、お店の資料を持って編集部に電話をし、
「読者プレゼントを提供させていただきたいのですが…」ときちんと説明をすれば、あとの段取りは担当編集者が説明してくれます。

当然ですが、商品はあなたの会社、お店が用意しなくてはなりません。編集部の希望の数だけ用意する必要があります。その商品を提供することでひとつの掲載枠があたえられて、商品の名前と写真、内容、問い合わせ先=あなたのお店、会社名が雑誌に掲載されるわけです。ン百万円の広告代とくらべると、商品の現物支給など安いものですね。

商品は読者が喜ぶものを、ケチることなく提供しましょう。新製品、他ではあまり得られない商品、豪華商品などがとりあげられるポイントであり、反響への効果もあがります。読者は毎号、豪華絢爛な商品に接し、見慣れていることをお忘れなく。読者がほしいと思う、ツボをついた商品を用意してくださいね!

ただし、商品を提供すれば掲載される、という保証はどこにもありません。まず、枠があいているかどうか。人気雑誌は半年待ちだったり、半年後にその商品が旬でなければ待ってもダメだったり、競争は厳しいでしょう。しかしながら、とつぜん、キャンセルが出たり、担当者の手持ちの枠の数次第などでは急に掲載してもらえるラッキーもあります。

ダメもとでチャレンジする心意気で突撃しましょう!

次回からは、雑誌社にどうやって売り込むのかを具体的に解説します。

著者プロフィール

名前 朝日奈 ゆか info_email_01[アットマーク]yumble.com
※著者に直接問い合わせをする際は、お名前、会社名、サイトURLなどを明記してください。
会社 株式会社ユンブル
サイト http://www.yumble.com/

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