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NEC、音声認識で議事録を簡単に作れるSaaS型サービス

2009年05月22日 09時00分更新

文● ビジネス・ソリューション編集部

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3万1500円から利用できるSaaS型サービス


 会議の議事録を残すのは、意外に手間のかかる作業だ。録音しておく手もあるが、後から該当する場所を探し出すのが面倒だったりする。やっぱり、流し読みできる文字の情報のほうが便利だ。

 会議の内容が音声認識でテキストになればいいなとは常々思っていたが、実はあった。しかも、導入費用の負担が少ないSaaS型のサービスで、3万1500円/最短5営業日から利用できるという。これは以前から提供されていたサービスで、決算説明会、講演用のメニューが用意されていた。これに議事録の作成が義務付けられている「株主総会向けのメニュー」が新たに追加された。

 会場で録音したファイルをインターネット経由でサービスに渡すと、音声ファイルと認識データが対になったファイルが返される。最終的な内容の確認は編集ツールを使って人間がすることになるが、イチからテープ起こしをするより格段に手間が省力化できるそうだ。6月末開催予定の東急電鉄の株主総会で利用される予定。同社の説明では、通常6時間程度かかる株主総会の議事録を3時間程度に短縮できるとのこと。


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