自由に項目を変えて分析する
――L型マトリックス表への項目の追加と削除
フィールドリストから項目を各欄へドラッグして、L型マトリックス表を作成します。
項目のドラッグを間違った場合や、不要項目の削除方法も説明します。
操作事例
L型マトリックス表に項目を追加して集計表を作成します。
売上データから、業種別課別に売上額を集計したピボットテーブル表を作成します。その後、「課名」を削除する操作を行ないます。
操作1――各欄への項目名の追加
前ページの操作4の状態から始めます。[フィールドリスト]から[業種名]を行欄へドラッグし、次に[課名]を列欄へドラッグします。続いて、[売上額]をデータ欄へドラッグします。
解説――ドラッグの順番について
ドラッグすると項目内容が瞬時に表示されて操作が分かりにくくなるので、行→列→データという順番をお勧めします。
操作2――項目名の削除
ここでは「課名」を削除してみます。
B3にある[課名]ボタンを表の外へドラッグします。マウスポインタが画面のように変化したら、マウスのボタンを放します。
解説――安心して削除を
ピボットテーブル上の項目を削除しても、基のデータには影響しません。
表が大きくて表外へドラッグしにくい場合は、フィールドリストの上へドラッグすると削除できます。
[課名]を削除したことで、業種別売上表となりました。
このように、フィールドリストから項目を追加したり、削除したりして、自由に項目を変更し、分析できます。
OnePoint――フィールドリストの表示/非表示
フィールドリストは、ピボットテーブル機能を呼び出すと自動的に表示されます。
非表示にするには、通常のウィンドウの非表示/終了と同じく、右肩上のをクリックします。
再表示するには、下図のように[ピボットテーブル]ツールバーの[フィールドリストの表示]ボタンをクリックします。
次週はグラフを使ったデータ分析「ピボットグラフ」の作成手順を紹介します。
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