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ヤフー、デジタルサイネージ「福岡街メディア」でインターネット広告を配信実験

2009年04月15日 03時03分更新

文●通販旬報社

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 ソフトバンクグループのCOMEL(弓掛正史社長)とヤフー(井上雅博社長)は、COMELが運営するデジタルサイネージ「福岡街メディア」において、インターネット広告の効果を実証する実験を開始した。実施期間は2009年4月1日から2009年7月31日。

 今回の実証実験では、COMELが福岡市内に展開するデジタルサイネージに、「Yahoo! JAPAN」上で展開している様々なコンテンツと広告を配信し、視聴者の属性および配信されたコンテンツと広告の視認率をディスプレー付近に設置した顔認識カメラとNEC製の顔認証技術を使った広告価値測定システムを用いて計測する。

 また、配信された広告がどのくらい認知・理解されたかについては、アンケート調査により把握し、両者の結果に基づいて、デジタルサイネージの効果を定量的・定性的に検証していく予定。

 実験を通じて、インターネットとデジタルサイネージの効果的な連携方法を導き出し、ヤフーのもつインターネットメディアとしての優位性とCOMELのデジタルサイネージシステムの強みを融合した、デジタルサイネージに適した新たなターゲティング広告商品やコンテンツの開発を検討していくとしている。

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