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楽天、「楽天スーパーDB」に地域・属性に基づくセグメンテーションデータ「モザイク」を導入

2008年12月24日 10時15分更新

文●通販旬報社

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 楽天(三木谷浩史社長)は、楽天会員にきめ細かい商品やサービスの提供を推進するため、英国エクスペリアン社の提供する地域セグメンテーションデータを、「楽天スーパーDB」に活用する初の外部データとして採用した。

 今回導入するモザイクという機能は、ジオデモグラフィック(地理学的・人口統計学的)分類方法と呼ばれ、住んでいる地域の特性や属性に基づき、日本を町丁目単位で50タイプに分類。ライフスタイルや地域差による行動傾向などの指標を示す。一般的に人口統計学的な特性について多くの類似点が見られる地域では、モノやサービス、メディアにおける購買力も似通っているという傾向に基づくもの。

 米国では、「社会階層」によってライフスタイルが変化する傾向が見られるが、日本では「地域」によってライフスタイルの傾向が出やすいといわれており、モザイクを「楽天スーパーDB」の一部に組み入れることによって、楽天会員に対し、地域特性に基づく行動傾向やライフスタイル傾向を踏まえた、これまで以上にきめ細かい商品やサービスの紹介が可能となると説明している。

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