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ペイジェント、収納代行事業者として初の携帯3社のキャリア決済に対応開始

2008年10月24日 09時14分更新

文●通販旬報社

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 ディー・エヌ・エー(DeNA、南場智子社長)が三菱東京UFJ銀行、農林中央金庫と共同出資で設立したペイジェント(守安功社長)は、2008年10月22日(水)から決済代行サービスにおける新たな支払い方法として、購入者が携帯電話通信料金とまとめて支払いができる「携帯キャリア決済」の取り扱いを開始する。

 同社が新たに取り扱う決済方法は、NTTドコモ「ドコモケータイ払い」、KDDI「まとめてau支払い」、ソフトバンクモバイル「S!まとめて支払い」となり、収納代行事業者として、主要3キャリアの携帯キャリア決済に対応するのは初めて。また、ケータイオークションサイト向け決済エスクローサービス「モバペイ」の支払い方法でも、「ドコモケータイ払い」と「S!まとめて支払い」による決済を追加する。

 これまで、EC事業者が携帯キャリア決済に対応する場合、主要3キャリアとそれぞれ接続する必要があったが、各社の接続仕様が異なるためシステム対応費用がかさむという問題があった。今回の決済方法追加で、ペイジェントが各携帯電話会社との接続を一括して行うため、EC事業者はペイジェントと接続対応するのみで、3キャリアの携帯キャリア決済を利用可能となり、対応コストを削減することができる。また、クレジットカード決済、コンビニ決済、ネットバンキング決済、ATM決済についても一括して利用できるため、決済に関わるトータルコストを削減することができると説明している。

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