ソニーは、ウィジェットサービス“FLO:Q(フローク)”において、ライブドアとブログパーツおよびブログ広告におけるサービスの連携を行い、ライブドアのサービス・コンテンツと連動したブログパーツの制作を始めると発表した。あわせて、「livedoor Blog」上でFLO:Qを通じた新しいブログ広告商品の提供を6月30日から正式にスタートする。
「FLO:Q」において、「livedoorニュース」「livedoor PICS」「livedoorクリップ」「livedoor天気情報」などのライブドアのウェブサービスや、Flashアニメコンテンツを集めた「livedoorネットアニメ」と連動したブログパーツを制作し、livedoor Blogで配布するもの。また、ブログパーツの設定において使いやすいよう、ワンクリックで個人ブログへ持ち出しができる「簡単貼付け機能」も提供していく。
6月末から展開する「livedoor Blog」でFLO:Qを通じたブログ広告では、(1)「バナー広告」:新サービス・コンテンツとの連携によって配布したFLO:Qの下部に「バナー広告」を配信、(2)「企業Flashコンテンツ」:ブログパーツを制作・配布する企業向けに、livedoor BlogのテンプレートにプリセットされたFLO:Qに「企業Flashコンテンツ」を配信――の2つを用意した。
ソニーでは、今回のライブドアとの連携によってブロガーに親和性の高いサービス・コンテンツとの連動を強化し、FLO:Qを使いやすいサービスとなるように押し進めていく構え。また、FLO:Qのビジネスメディアとしての価値を拡大させることで、個人ブログ上でプロモーションを検討しているクライアントに向けて、魅力ある広告商品として提供していく。
今後、livedoor Blogに設定されたFLO:Qの総インプレッション数を今年度中に月間約1億インプレッション相当まで増加させることを目標としている。「ブロガー視点で魅力あるサービスの展開」と「広告メディアとしての価値の拡大」を通して、サービスプロバイダーとのコラボレーションを積極的に推進していくと説明している。