このページの本文へ

楽天、各店舗のニーズをヒアリングした「楽天市場」出店者向け物流代行サービス

2008年05月15日 02時39分更新

文●通販旬報社

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 楽天(三木谷浩史社長)は、同社が運営するインターネットショッピングモール「楽天市場」の出店者を対象に、物流代行サービス「楽天物流サービス」の提供を本格的に開始した。

 この「楽天物流サービス」は、「入出荷」・「在庫保管」・「配送」などの物流業務を代行する新しいEC・B2C専門の物流代行サービス。大企業向けB2Bを主とした従来の物流サービスでは委託が難しかった商品や、ECにおけるB2C特有の「ロングテール」(極少量・極多品種)の物流にも対応した。

 具体的には、楽天のロジスティクス・コンサルタントが各店舗のニーズをヒアリングし、状況に合わせた物流サービスを設計。入荷・検品・保管・ピッキング・梱包・包装・配送・棚卸しなど一連の作業工程を細かく分類し、各作業工程のなかに店舗のニーズを反映させている。

 これによって、出品店舗はリーズナブルな料金で面倒な物流関連の事務処理が軽減される。さらに、インターネット店舗管理画面上の在庫と実在庫との同期が容易になり、欠品抑止やタイムリーな売れ筋把握も可能になると説明している。

 今後は、利用店舗数および物流ネットワークの拡大によって他店舗間同梱、期日指定や翌日配送を実現するとともに、物流の効率化・エコ化を進めていく構え。

 

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事