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キヤノンマーケティング、省スペース型モノクロレーザープリンターを3機種発売

2008年01月18日 03時09分更新

文●通販旬報社

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 キヤノンマーケティングジャパン(株)は17日、ビジネス向けレーザープリンター「Satera」(サテラ)シリーズの新製品3機種を発表した。  ラインナップは、毎分30枚(A4横)のモノクロ印刷が行なえるA3対応レーザープリンター「Satera LBP3930」、毎分25枚(A4横)のモノクロ印刷が行なえる「Satera LBP3910」、毎分26枚(A4)のモノクロ印刷が行なえるA4対応レーザープリンター「Satera LBP3310」の3製品。LBP3310が今月25日に、LBP3930とLBP3910は今月28日に発売される。価格は順に3万9800円(税別、以下同)、12万8000円、10万8000円。

 Satera LBP3930とSatera LBP3910は、モノクロA3レーザープリンターのシェア拡大を狙って販売されるもので、業務用途を強化したハイスペックモデルとなっている。両機種ともに、印刷実行時に必要な部分を瞬時に加熱してトナーを定着させる「オンデマンド定着方式」を採用するため、スタンバイ時の予熱とウォームアップ時間が不要である。また、インターフェースにUSB 2.0のほかに10/100BASE-TXを標準で搭載している。

 解像度は600dpiで、ソフトウェア制御により2400dpi相当に対応する。給紙枚数は標準で350枚(給紙カセット250枚、給紙トレイ100枚)に対応し、オプションのペーパーフィーダーを追加すれば最大1850枚の給紙が可能。

 電源はAC100V。消費電力は最大980W以下。本体サイズは幅518×奥行き439×高さ292mmで、重量は約19.3kg。対応OSはWindows Vista/XP/2000/Me、WindowsServer 2003、Mac OS 9.1以降、Mac OS Xなど。ただし、Mac OSに関しては対応していないバージョンもあるため、2月に公開される予定のドライバーをインストールする必要があるという。

 Satera LBP3310は、クラス最高レベル(6万円以下のA4モノクロレーザープリンターにおいて。同社調べ)の毎分26枚の印刷スピードを実現したA4対応モノクロレーザープリンター。LBP3930などと同様にオンデマンド定着方式を採用しているので、ウォームアップ時間も0秒となっている。業務用途への強化に力を入れており、幅76.2mmまでの小さい用紙に対応した不定型カセットを標準で装備している。

 解像度は600dpiで、ソフトウェア制御により2400dpi相当に対応する。給紙枚数は標準で300枚(給紙カセット250枚、給紙トレイ50枚)に対応し、オプションのペーパーフィーダにより最大550枚の給紙が可能。

 インターフェースはUSB 2.0で、10/100BASE-TXにはオプションで対応する。電源はAC100V。消費電力は最大550W以下。本体サイズは幅399.7×奥行き378.6×高さ258mmで、重量は約11.2kg。対応OSはWindows Vista/XP/2000、Windows Server 2003、Mac OS X 10.3.9以降。こちらもMac OSは2月に公開される予定のドライバーをインストールする必要がある。

 

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