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楽天とビットワレットが業務提携、電子マネー「Edy」を使った買い物で「楽天スーパーポイント」が貯まる

2007年12月19日 02時01分更新

文●通販旬報社

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 楽天(三木谷 浩史社長)とビットワレット(眞鍋マリオ社長)は、“ネットとリアルの融合”による共同マーケティングの分野で、包括的に業務提携することで基本合意に達したと発表した。

 楽天がインターネット事業を通じて得た資産と、ビットワレットがリアル店舗を中心に展開している電子マネー事業で得た資産をそれぞれ持ち寄り、ネットとリアルの融合を図っていく。ユーザーのさらなる増強に向けて共同でマーケティングを展開していく予定。

 第一弾として、2008年夏をめどに、ビットワレットの推進する電子マネー「Edy(エディ)」を利用した際に、楽天の運営するポイントプログラム「楽天スーパーポイント」を付与するサービスを開始する。

 具体的には、ユーザーが楽天が開発する専用の携帯アプリケーションソフト「楽天アプリ(仮称)」を「おサイフケータイ」にダウンロードして、この携帯端末を使って「Edy」で買い物をすると、「楽天スーパーポイント」が貯まっていくサービスとなる。「楽天アプリ」の利用料は無料。

 この新サービスにより、楽天はこれまでネット中心だった楽天会員の「楽天スーパーポイント」の獲得機会をリアル消費の領域まで拡大することが可能となり、楽天会員が日常生活で獲得したポイントを楽天経済圏へ還流することを期待している。一方、ビットワレットは、幅広いユーザー層から高い支持を得ている「楽天スーパーポイント」との連携によって、楽天会員の積極的な「Edy」利用を見込んでいる。

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