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ヤフーと米イーベイが協業で合意、「ヤフオク」ユーザーが「イーベイ」の米国出品商品を買えるように

2007年12月07日 02時01分更新

文●通販旬報社

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 ヤフー(井上雅博社長)と米国最大のインターネットオークション会社であるeBay Inc.(メグ・ウィットマン代表取締役兼CEO)は、相互の市場進出支援および誘導の強化などで連携を行い、新たなインターネットオークション市場の創出に向けて両社で協業していくことに合意した。

 日本と米国間で相互に商品を流通させ、クロスボーダートレーディングを実現させていく構え。

 実現に向け検討を開始する業務提携領域として、日米における相互の市場進出支援を考えている。出品商品情報データベースなどのAPIを相互提供することで、両国内に購買代行サイトを構築。

 第一フェーズとしてYahoo! JAPANとeBayは、ネットプライスドットコムの子会社であるショップエアラインに運営を委託し、購買代行サイト「セカイモン」を日本国内にオープンした。「セカイモン」は、Yahoo! JAPAN IDを共通のアカウントとして使用できる。

 第二フェーズでは、2008年3月末までに「Yahoo!オークション」上に同購買代行サービスを展開し、「Yahoo!オークション」のユーザーが、常時出品1500万をこえる日本国内の商品に加えて、米国eBayに出品されているさまざまなカテゴリの商品の閲覧、入札・落札することができるようになる。これによって、Yahoo! JAPANではさらなるオークション市場の活性化を図る。

 第三フェーズとして、2008年中に米国eBay内に「Yahoo!オークション」の商品を購買できる代行サイトをオープンさせる。eBayを利用しているユーザーは、米国で人気の高い日本のマンガやCD、キャラクターグッズなどをはじめとする「Yahoo!オークション」の豊富な商品の閲覧、入札・落札ができるようになる。

 

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