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アイレップとYICHA、モバイル検索の利用実態に関する調査結果

2007年12月05日 01時46分更新

文●通販旬報社

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 アイレップ(高山雅行社長)とYICHA(入江将広社長)は、消費者のモバイル検索の利用実態に関する調査を共同で実施した。

 YICHAは、中国市場において圧倒的なシェアを確立している中国NO.1のモバイル検索エンジン開発会社。日本では2006年9月に完全ロボット型の検索サービスをスタートし、DoCoMoのiメニューの検索リンクパートナーをはじめ、R-25、livedoor、infoseek、Excite、Askなどの大手ポータルサイト及び約9000サイトへ検索窓の提供、および技術供与を行っている。

 今回の調査では、YICHAが保有する消費者のモバイル検索利用に関するデータを、検索エンジンマーケティングのノウハウ・情報を有するアイレップが分析し、モバイル検索の現状および今後の可能性について考察を述べた。

 調査結果によると、「着うた」は圧倒的な検索数を示し、着うた公式サイトの検索結果における競争激化はますます進んでいくことが予想されている。

 また、旅行関連のキーワード検索数が飛躍的伸び、旅行をはじめとしたいくつかの業界でモバイルによる情報検索が進んでいることがうかがえた。とくに「格安航空券」「ホテル」などの検索数が非常に多く、今後の旅行業界のモバイルSEM展開にも注目が集まっている。

 また、「画像検索」「動画検索」では、モバイルでの専門検索の利用頻度は10回に6回の利用がある。「You Tube」はモバイルでも検索されているが、まだ再生環境など利用条件も多いため、それほど普及していないのが現状。さらに現時点でオフィシャルサイトはヒットしないため、企業名や自社サービス名で検索をしたときのモバイル検索結果は必ずモニタリングをするべきである、と考察している。

 

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