企業向けのIT製品では、環境負荷に対する取り組みをアピールするケースが増えている。富士通は19日に、同社の企業向けPCとサーバー製品が、国土交通省と(社)鉄道貨物協会が制定する「エコレールマーク商品」認定を取得したと発表した。
エコレールマークは、環境負荷の少ない鉄道貨物輸送(モーダルシフト)に取り組んでいる企業や商品を認定するもの。トラック輸送に比べてCO2排出量が1/7程度に収められるという。500km以上の陸上貨物輸送で、鉄道の利用率が30%以上のものをエコレールマーク商品として認定する。
富士通ではデスクトップパソコンの「FMV-ESPRIMO」、PCサーバーの「PRIMERGY」の陸上輸送の30%が鉄道利用になっており、今後もその拡大を進めていくという(2008年度実績)。