このページの本文へ

衝撃! アキバの老舗喫茶店「古炉奈」が6月に閉店

2009年05月18日 20時17分更新

文● 広田稔/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 秋葉原の玄関口に店を構える喫茶店「炭火珈琲庵 古炉奈」。アキバ好きで知らない人はいないであろうこの店が、6月14日に閉店するということが明らかになった。

電波会館の2階にある「炭火珈琲庵 古炉奈」。JR秋葉原駅の電気街口を出て右に進み、中央通りに向かう途中の左手に見える

古炉奈

古炉奈の入り口

 編集部の電話取材に対して、「閉店はオーナーが決めたこと。ビル自体が取り壊されるというのではなく古炉奈が閉店する。現在、予約を入れられたお客様に対してキャンセルの連絡を入れている」と語っていた。

 古炉奈のウェブページによれば、同店は1966年、電器店・松波無線の本部が表通りに移転した際に「コロナ」という名前でオープンしたという。その後、1989年10月に「古炉奈」とリニューアルして今に至る。店を構えてから40年以上、アキバの歴史を見守り続けてきたわけだ。

 ASCII.jp読者なら古炉奈に思い入れがある人も多いはず。編集部でも、打ち合わせだけでなく、対談インタビューの収録場所としても活用してきた。残された1ヵ月の間に、ぜひ訪れてみてはいかがだろう。

筆者が思い出したのは、「カレーの東洋」が2004年に閉店したこと。アキバの歴史あるお店が、またひとつ姿を消す


カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ