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USBデータ通信端末の接続をサポート

NTT東西、ワイヤレスWAN対応のギガビットルータ

2009年05月18日 10時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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「Biz BoxルータN1200」。仕様や外見から、ヤマハ「RTX1200」のOEMとみられる

 NTT東日本と西日本は5月18日、ギガビットEthernet対応のVPNルータ「Biz BoxルータN1200」の発売を開始した。これは、フレッツ 光ネクストやBフレッツ、フレッツ・ADSLのようなブロードバンドサービス、「ビジネスイーサワイド」といった広域Ethernet、さらにフレッツ・ISDNやワイヤレスWANなど多様なアクセス回線に対応するルータ。価格は11万8000円。

 N1200は、10ポートのEthernetインターフェイスを搭載しており、すべてが1000BASE-Tに対応。そのうち8ポートはスイッチとなっており、合計3つのセグメントを構築できる。そのため、スイッチをLAN側に、残る2ポートを広域Ethernetサービスやフレッツ・ADSLに割り当てるといった使い方が可能だ。

 また、PPTPとIPsecのゲートウェイ機能を搭載するため、自前でインターネットVPN環境を構築できる。VPNスループットは200Mbpsあるため、中堅企業のWAN回線として十分活用できる。

 ワイヤレスWANは、前面のUSBインターフェイスにデータ通信端末を接続することで利用可能になる。NTTドコモやイー・モバイルのデータ通信サービスは7.2Mbpsの高速通信に対応しており、ISDNよりはるかに高速なバックアップ回線となる。

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