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OKINETがPretonSaverのレンタルサービスを開始

1ユーザー月500円からの印刷コスト削減システム

2009年05月15日 09時00分更新

文● 企画報道編集部

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 エコロジーやコスト削減の観点から、両面印刷やモノクロ印刷、多面印刷の励行を声高に叫んでみても、実際に徹底するのは難しい。そんな印刷コスト削減システムを安価に導入できるレンタルサービスを、沖電気ネットワークインテグレーション(OKINET)が開始した。

 同社は従来から「PretonSaver」という印刷コスト削減システムを販売しているが、5月14日からこれをレンタルサービスとして月額料金で利用できるライセンス形態を提供開始した。1人あたり月額500円(最小50ライセンスから)という低コストが魅力で、初期導入費用を掛けずに印刷コストの削減が徹底できる。

 従来の一括導入モデルと比べた価格差は、月額500円がクライアントのみ(別途サーバーの導入・構築が必要)のため単純比較はできないが、同社によると24ヵ月の利用(50ユーザーの場合)でほぼ同等のコストになるとのこと。

従来版との価格差について追加情報が得られたので、当該個所を記載しました。(2009年5月15日)

Preton Saverの導入イメージ

Preton Saverの導入イメージ

 PretonSaverは、クライアント側に専用ソフトウェア(PretonSaver client)をインストールする印刷コスト削減システム。管理者側で、トナー/インクの削減量(0~50%)、両面や白黒、面付け(4ページまたは9ページ)といった各種印刷設定を強制できるほか、およびユーザー別の印刷枚数のレポートなどが行なえる。

 印刷枚数を管理することで、印刷機会の多いユーザーには特にトナー/インクをセーブしたり、利用率の低いプリンターを発見して撤去することで、管理・運用コストを低減することもできる。なお、クライアントソフトはプリントスプーラーとして動作するため、インクジェット、ページプリンター、複合機などプリンターのメーカーや機種は問わない。

 対応OSは、クライアント側がWindows 2000/XP/Vista(.Net Framework 2.0が必要)。サーバー側はWindows 2000 Server/2003 Server。


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