物欲AVコモノ道 第6回

携帯音楽プレーヤーの「録音」機能を試す！

スピーカー付きのウォークマン「NW-S730FK」

縦に長い「NW-S730FK」。持ってみると思った以上に小さく、薄い

　「NW-S730FK」シリーズは、ソニーのウォークマンのラインナップでミドルレンジに位置する製品だ。

　メモリー容量は4GBと8GBの2種類。ブラック／ゴールド／レッド／ピンクのカラーバリエーションが用意されていることもポイントだろう。ソニースタイルでの直販価格は、4GBモデルで1万7800円、8GBモデル2万1800円となっている。

本体が7.5mmと非常に薄く、ポケットなどに入れて持ち歩いても苦にならない

　この製品の最大の特徴は、組み合わせて使うスピーカーが付属していることだ。小型スピーカーのため音質もそれなりといったところだが、ウォークマンに転送した曲を気軽にスピーカーで聴けるのは便利だ。

NW-S730FKと付属スピーカーを組み合わせたところ。ちなみにスピーカーの色は本体色と揃えられている

　操作は本体中央の2.0型液晶ディスプレーに表示されたメニューを、十字キーと中央の再生／一時停止兼決定ボタン、さらにBACKとOPTIONの各ボタンで選択していく。

　再生機能は音楽（MP3／WMA／ATRAC／ATRAC Advanced Lossless／リニアPCM／AAC／HE-AAC）と動画（MPEG-4／H.264/AVC／WMV）、静止画（JPEG）に加え、FMラジオチューナーを搭載する。

　ソニーお得意のノイズキャンセリング機能も搭載されており、付属のヘッドフォンと組み合わせることで外部の騒音を軽減できる。

ほかの2機種に比べて付属品は多い。スピーカーはもちろん、ACアダプターやヘッドフォン、USBケーブルなども付属する

　ちなみにNW-S730FKは単体ではボイスレコーダーの機能は用意されていない。ただ、専用端子である「WM-PORT」にオプションの「ECM-NW10」（4980円）を接続することで、ボイスレコーダーとしての利用が可能になる。

ウォークマンのオプションとして販売されている「ECM-NW10」。キャップを外すとWM-PORTに接続するための端子が現れる

　なお、NW-S730FK以外でもWM-PORTが搭載されていて、ダイレクトエンコーディング機能を搭載するウォークマンであれば利用可能だ。