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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第101回

猫兄弟をGH1の動画機能で撮ってみた

2009年05月14日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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のほほんとした猫をキリっと撮る

 無理矢理、2匹の間に指を入れてみると、中はすごい湿気でじっとり。だってけっこう暖かい日だったんだもん。こんな暖かい日に何をしてるんだか。

 遠くで犬の声がすると、2匹とも気にしてひょこんと顔を出す。

2匹でケースの端にアゴをのっけてぼーっと外を眺めてます。顔が寝ぼけ気味

2匹でケースの端にアゴをのっけてぼーっと外を眺めてます。顔が寝ぼけ気味(2009年5月 パナソニック LUMIX GH1)

 どんな顔をしてるのかと思いきや、へちゃ~としてて緊張感なさすぎ。なんてこった。可愛いではないか。

 あまりにのほほんとしてるので、ちょっとキリッとした写真でも撮ってあげようと思い、セッティングを変えてみた。

 フィルムモードを「白黒のダイナミック」にし、感度をISO 3200までめいっぱい上げ、ノイズ低減をめいっぱい弱くする(そうするとハードでざらっとした感じになる)。木が鬱蒼としてて暗い場所なので感度を上げたかったとこだしね。

ISO 3200で白黒のダイナミックモードで撮影。ちっちがこっちを向いた瞬間を狙ってみた

ISO 3200で白黒のダイナミックモードで撮影。ちっちがこっちを向いた瞬間を狙ってみた(2009年5月 パナソニック LUMIX GH1)

 そんなわけで、GH1らしく、縦横比を変えたり、色を変えたり、角度を変えたりしつつ、猫2匹バッグの様子を撮ってみました。

 さて、この2匹はいったいどのくらいのほほんとしてるのか、どのくらいこのケースを気に入っているのか。

 どう見ても2匹でいっぱいなんだけど、他の猫が楽しそうにぬくぬくしてると「おれも仲間にいれてくれ」といいだすヤツがでてきた。さあ、3匹目はどうしたか。

 その模様はGH1の大きな特徴のひとつ、動画機能で撮ってみた。 静止画でも動画でも、その場で好きな方を選べる適材適所っぷりがGH1の 楽しいところなのだ。

3匹目の猫はどうしたか!

 元の映像は、GH1のAVCHDモードで撮影し、クリップをつないでQVGAサイズに縮小したもの。音声は、周りの人の会話がもろに入ってたのでカットしてあります。無音なので安心してご鑑賞ください。



筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は 5月21日掲載予定

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