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マイクロフォーサーズ2号機の実力は!?

目玉はやっぱり動画! パナのデジイチ「GH1」を試す

2009年05月11日 12時00分更新

文● 周防克弥

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動画機能に併せてレンズも新設計

レンズキット付属のレンズを装着

レンズキット付属のレンズを装着。本体サイズに比べるとちょっと大きめな感じがする。ズームリングの動作は少し重めで、動画記録時に動かすことを考えると、もう少し軽く動くといいかも

一番望遠まで伸ばす

一番望遠まで伸ばすとかなりの長さになり、重心も前へ伸びていく

 レンズキット付属のHDレンズは、リニアモーターを採用することでフォーカス時のレンズの移動や絞りの動作を静音化して、動画記録時の音声に記録されないよう工夫されている。

 従来のマイクロフォーサーズ規格用レンズでも記録中のAF動作は行なわれるが、ピントの追従性が劣ったりオートフォーカスの動作音や絞りの動作音が記録されることがあるようだ。

 またフォーサーズ用レンズをアダプターを使用して装着した場合には、AVCHDで1080記録している場合、動画記録中のAF動作は保証されない。

 焦点距離は14-140mm、35ミリ版換算では28-280mm相当になる(APS-Cサイズよりも撮像素子が小さく、焦点距離の目安は2倍に相当する。1.6倍や1.5倍があるAPS-Cよりも計算が簡単)。

 光学手ぶれ補正機能により、幅広い範囲の焦点距離をカバーできるので、これ一本あれば大抵の撮影には対応できるだろう。ただし重量感がそこそこあり、小柄なGH1ボディに装着するとフロントヘビーな感じになる。

 明るさは広角側で4.0、望遠側で5.8と少し暗め。最短撮影可能距離がズーム全域で50センチと望遠で寄る分には十分な距離だが、広角では物足りなさを感じる。

静止画撮影サンプル。最短撮影距離はズーム全域で50cmと望遠側ではかなり寄れるが広角では物足りない

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