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仕事に使う電子ブックビューア

9.7インチの大画面 「Kindle DX」はビジネス向きだ

2009年05月07日 06時15分更新

文● 企画報道編集部

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Kindle DX。手との比較からも分かるが、9.7インチは結構大ぶりだ

 米Amazon.comの電子ブックリーダー「Kindle」に、9.7インチの大画面を誇る新モデル「Kindle DX」が加わった。米国内で注文が開始され、価格は489ドル。発売は今夏となる。

 同モデルの最大の特徴は画面の大きさになるが、その他のスペック/機能としてAmazon.comが挙げているのは以下の通り。

  • 薄さは、約8.4mm(1/3インチ)よりも少し厚い程度
  • 最大3500冊分の書籍を収納可能
  • 縦持ち/横持ちに合わせて、画面の自動回転機能を搭載
  • PDFリーダー内蔵
  • 無線LANおよび3G無線機器内蔵
  • 書籍のダウンロードは60秒未満
  • 音声読み上げ機能内蔵

 2月に発売になった「Kindle 2」と比べると、画面の大きさが目立つのは当然ながら、ディスプレーの枠部分が画面に比べて細く、よりスタイリッシュな印象だ。ビジネスパーソン的に注目なのは、PDFをそのまま表示できるということだ。Amazon.comでは、ビジネス文書をKidle DXで読み、そのままヘッドホンを差して音声読み上げ機能を使いつつ移動……といったシチュエーションを想定している。

 Amazon.comのKindle DXページには、5分程度の動画も掲載されている(先ほどのビジネス文書のシチュエーションも収録されている)。以下、その中からいくつかの場面を紹介する。

薄さ

1cm以下の薄さは、なかなかインパクトがある

新聞配信

米国では、複数の新聞が配信される。ちなみにこの場面、タクシーに乗り込もうとしている女性は、ヘッドホンを装着し、ビジネス文書を音声読み上げ機能で聞きながら移動中。Kidle DXはバッグの中にしまっている

横向き

Kindle DXを横向きにすると、画面も合わせて横向きになる

ビジネス文書

ビジネス文書のPDFをホテルで熟読中

小脇

小脇に抱えるとこんな感じだ


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