米Amazon.comの電子ブックリーダー「Kindle」に、9.7インチの大画面を誇る新モデル「Kindle DX」が加わった。米国内で注文が開始され、価格は489ドル。発売は今夏となる。
同モデルの最大の特徴は画面の大きさになるが、その他のスペック/機能としてAmazon.comが挙げているのは以下の通り。
- 薄さは、約8.4mm(1/3インチ)よりも少し厚い程度
- 最大3500冊分の書籍を収納可能
- 縦持ち/横持ちに合わせて、画面の自動回転機能を搭載
- PDFリーダー内蔵
- 無線LANおよび3G無線機器内蔵
- 書籍のダウンロードは60秒未満
- 音声読み上げ機能内蔵
2月に発売になった「Kindle 2」と比べると、画面の大きさが目立つのは当然ながら、ディスプレーの枠部分が画面に比べて細く、よりスタイリッシュな印象だ。ビジネスパーソン的に注目なのは、PDFをそのまま表示できるということだ。Amazon.comでは、ビジネス文書をKidle DXで読み、そのままヘッドホンを差して音声読み上げ機能を使いつつ移動……といったシチュエーションを想定している。
Amazon.comのKindle DXページには、5分程度の動画も掲載されている(先ほどのビジネス文書のシチュエーションも収録されている)。以下、その中からいくつかの場面を紹介する。