やはり有利だった外部アンテナ方式
では、それぞれの製品の電波感度をチェックしていこう。
テスト場所は都内。手持ちの携帯型ラジオでは、AM放送は問題なく、FM放送はほぼ受信できない状態、という場所だ。
AMとFMそれぞれ3局が受信可能かどうかをチェックした。条件を揃えるためにアンテナはすべて同じ位置に設置している(内蔵アンテナの場合、USB延長ケーブルを使って位置を揃えている)。
| 受信感度比較 | |||
|---|---|---|---|
| ラジオ局 | デジ造Radio版 | FM/AM PCラヂオ | Radio Mate |
| Tokyo FM | △ | × | △ |
| J-WAVE | ○ | × | ○ |
| NHK FM | ○ | × | ○ |
| TBSラジオ | ○ | ○ | ○ |
| 文化放送 | △ | ○ | △ |
| ニッポン放送 | × | △ | △ |
○が良好で、△はノイズが入る状態、×はノイズしか聞こえない状態だ。なお、受信する場所によって結果は大きく異なるため、上のテスト結果はあくまでも参考程度に見て頂きたい。
結果を見ると、まずデジ造Radio版はFMに関してはほぼ問題なく聞くことができた。一方、AMは外部接続のループアンテナを使っていることを考えると、まったく聞こえない局があったのは残念だ。
FM/AM PCラヂオは内蔵アンテナの限界か、FMは全滅という結果だった。よほど電波状況がよい場所で使うのでない限り、オプションのF型コネクタ変換ケーブルを使って外部アンテナを接続するのがよさそうだ。一方外部アンテナを使うAM放送に関してはもっとも良好な結果を残している
平均的に結果がよかったのはRadio Mateだ。AM/FMともに一部ノイズが混入してしまう局があるものの、聞こえないというレベルの局はなかった。
デカいけど「Radio Mate」がいい感じ
もっともバランスが取れた1台だと感じたのはノバックの「Radio Mate」だ。AMもFMも受信感度が比較的よく、FM受信用に使う外部アンテナはワイヤーケーブルということで取り回しも楽だ。あとは大柄な本体をどう考えるかがポイントになる。持ち歩くこともできるが、カバンに忍ばせるのには若干大きいかもしれない。
それにしても、今回のテストにあたってさまざまなラジオ番組を聞いたが、改めてテレビにはないラジオならではの魅力を実感した次第である。ぜひ、これらの製品を活用してラジオの世界を堪能して欲しい。もちろん秀島史香嬢の美声もお忘れなく。
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